西洋音楽史(’13)

西洋音楽史 (放送大学教材)外出時に放送大学の特別講義 (ラジオ) をよく聴いているのですが、だんだん「タイトル見ただけで興味惹かれるような講義」がなくなってきたので、特別講義じゃないのも聴いてみることに。ぱーっと、講義名を見て惹かれたのが西洋音楽史(’13)
タイトル通りの内容ですが、章構成を一応引用。

  1. 西洋音楽の歴史を学ぶ意味
  2. 古楽・クラシック・現代音楽-西洋音楽史の三つのエポックについて
  3. 多声的音楽の始まり -西洋音楽の夜明け
  4. 中世音楽の黄金時代と黄昏
  5. ルネサンス前期と無伴奏合唱
  6. ルネサンス後期と劇化する音楽
  7. バロック音楽と絶対王政の時代
  8. 「音楽の父」としてのバッハ
  9. ウィーン古典派と近代市民音楽の始まり
  10. ベートーヴェンの偉大さ
  11. ロマン派音楽の制度と美学
  12. ロマン派と芸術宗教
  13. 前衛への越境
  14. 第一次世界大戦の後
  15. クラシックと現代音楽とポピュラーと

普段聴くのはバロック~近現代ですが(現代はあまり聴かないけど)、この授業で取り扱うのはバロック以前から。歴史の話に入るのが3回目からとはいえ、折り返しの8回目でやっとバッハですからね。普段自分の聴いてる時代って幅広いようでだいぶ一部なんだなぁと思わずにいられません。「古楽・クラシック・現代音楽」の内の2つめだけだもの。

西洋音楽史は過去に何度か図書館で本を借りてはいるのですが、やっぱり聴かないとピンとこなくて。その点放送大学はラジオ講座なので「それでは少し聴いてみましょう」と実際に曲を聴きながら解説を聴けるというのが本当に良かったです。過去に読んだ本にはCD付きの本なんかもありましたが、やっぱり本読みながらいちいちCD聴くのはちょっと面倒ですよね。

細かいところまで書くと際限なく長くなってしまうので、ざっくりと

すごい真面目な声色・話し方での真面目な講義なのですが、端々に先生の趣味が表れていて…それが面白かったです。「いかにも真面目で窮屈」とか「単調でつまらないですね」とか「こんなに素晴しい曲を知りません」とか (←あやふやな記憶で書いてるので少し違うかも)。どの曲かは伏せますけど(笑)。

教会旋法は「あぁそんなのあるんだ」くらいの認識でしたが、実際に「ドリア旋法の曲を聴いてみましょう」と曲を聴いて「主音とその前の音の間が半音になっている長音階は主音に戻る力が強いけど、ドリア旋法は(全音なので)それがないので、ふわふわした感じがする」などと説明されるととても説得力ある。あぁ、そういう音階なんですね。ずらしただけじゃないのか。

音階絡みだと、十二音技法。現代曲苦手なこともあり言葉しか知らなかったこの技法。「調性関係なくどの音も使っていい」くらいの認識だったのですが「12音を均等に使うための仕組み」がちゃんと折り込まれているんですね。全然知らなかったので「そこまでしてるのか!」とびっくり。
そして無調性音楽も実は色々で、講義で出てきた3人 (シェーンベルク、ベルク、ウェーベルン) だけでも随分雰囲気が違うんだなぁと。特にベルクは割と旋律的なのでシェーンベルクと同じ十二音技法使ってるなんて驚いてしまいました。

他にも。
J.S.バッハは偉大だけどバロック時代の他の作曲家とは全然違うタイプ(バロック時代を代表する作曲家ではない)っていうのも、言われてみればそうなんですが「なるほど」でした。当時はバッハといえばC.P.バッハやクリスティアン・バッハで、J.S.バッハではない。ではなぜ彼が大バッハと呼ばれるようになったのか、とか。
細々といろいろ面白い話がありました。

もちろん45分が15回なので個々の作曲家の話はそんなに聴けませんが、西洋音楽史全体を見渡すにはとっても良いです。曲も聴けるし!(色んな曲を知ってる人には不要かもしれませんが、あまり曲を知らない私にはこれは本当に大きい)
でもラジオ講義だとやっぱり後から読み返せないってのが不便ですね。教科書買おうかな。


ちなみに今学期は水曜日13:00-13:45の放送のよう。昨日(5/24)の放送でもう第7回ですが、夏季集中放送授業期間に

  • 【期間】2017/8/30(水)~2017/9/6(水)
  • 【時間】午前10:30~12:00 (1日2コマ。初日は11:15から)

で放送があるようです。(年間番組表より)

睡眠の話

8時間睡眠のウソ。 日本人の眠り、8つの新常識「8時間睡眠のウソ」なんて当然でしょ…人によって適切な睡眠時間は違うんだから…というわけで、このキャッチーなタイトルは非常に気に食わないのですが、トピック的には興味ある内容だったので読んでみました。
こんな目次。

睡眠の疑問10連発!
第1章 眠らなくなった日本人
第2章 体内時計25時間周期はウソだった
第3章 「8時間睡眠が理想」もウソだった
第4章 目からウロコの不眠症治療法
第5章 属性別・眠りのアドバイス
第6章 健やかな睡眠のための12の指針
第7章 さまざまな睡眠障害

体内時計25時間周期は信じていたので実は「24時間10分程度」という話にはびっくりしました。まぁ個人差はあるにしても、平均から-20分~+30分程度しか離れてないようで、25時間なんて人はいないよう。25時間という数字もきちんと実験して得られた値だったけど、光の体内時計への影響が少ないと考えられていたときに行われた実験だそう。光の体内時計への影響は、

早朝から午後の早いうちに光を浴びると体内時計が朝型の方向に、夕方から深夜に光を浴びると体内時計が夜型の方向にシフトする

というもの。光浴びっ放しの生活で体内時計を測ったので「夜型の方向にシフト」の影響だけ入って、25時間という大きい数字を叩き出していたそう。なるほど。

紹介されている不眠症治療法 (認知行動療法) はこういうもの。

  1. 睡眠日記から実質睡眠時間を計算する
  2. ベッドにいる時間を実質睡眠時間+30分程度に制限する
  3. 床上時間の90%以上眠れたら30分間延長する
  4. 床上時間の85%以下なら短縮する
  5. 日中は眠くなっても昼寝をしない

よく言われることですが、寝室で寝る以外のことをやるのはやっぱりよくないらしい。眠れないときは寝室から出るべき、と。
「横になってるだけでも休まるは、ウソ」とか。まぁ習慣としての睡眠を治すときはこういう考え方なんでしょうね。レース前日に緊張やテンションで眠れないなんてときは、やっぱり横になってた方がいいんじゃないかなぁ、と思います。そういうケースに関しては書かれてませんでしたが。まぁ、レース前日にいつもより早く布団に入ってもあっさり寝れてしまう私には無縁な話…。

一気読み

キアズマ (新潮文庫)寝る前に小説なんか読み始めたら、読み終えるまで寝れなくなる…とわかっていたのに、久し振りにやってしまいました。
2時間半くらいで一気に読み終えてしまった。

前に近藤さんのチャリものを読んだときも一気に読んでしまって。というか、小説って大体そうなってしまうのですが、最近小説を読んでいないので「一気に読む」ことが少ないので珍しいという感覚に陥ってしまう。
続編があると知っていたのですが、それを飛ばして違う系列のを読んでしまいました。でも同じ自転車というテーマを扱っているのでシリーズと考えて良いのかもしれません。ただ、キアズマで登場するのはプロ選手ではなく大学のサークルで自転車に乗ってる選手。アマチュアということでより自分に近い (私は自転車じゃなくてランナーだけど)。

自転車好きだし(と言ってもクロスバイクしか乗ったことないけど)、いつかトライアスロンやりたいと思っているのですが、スイムとランと比べるとやっぱり事故ったときのリスクが高い/怖いという思いもあり。こんな小説読んじゃうとまたそんな不安が大きくなってしまう。

それはそれとして。
ついこの間読んだ内田さんの「教育という病」で出てきた、柔道部でしごかれて後遺症を負った話が出てきて個人的にタイムリーな感じでした。フランスも柔道が盛んだけどちゃんと対策して、日本みたいに事故が多くないという話も同じで。
自転車レースの事故も柔道部の事故も「趣味 (サークル/部活) での怪我」と一括りにしてしまいそうになるけど、全然違いますよね。でも「人に怪我させてしまう」「人のミスで自分が怪我をする」リスクがあるという意味では同じなのかな…。内田さんの本読んだばかりとあって、なんだか事故のことばっかり考えてしまいました。

うまくレースできたときの爽快感と達成感、自分の技術(タイム)が向上したときの高揚感、味わっちゃうと「やめよう」と思ってもスポーツってやめられないですよね。事情によりしばらくレース出れてないですが、昨年のはなももを思い出しては「早くレース出たい」と思う自分がいます。やっぱりやめられるもんじゃない。

オンドレイ・レナルト&読響:英雄ほか

久し振りの演奏会。なんと前に行ったのは先月4日の東京春祭の神々の黄昏。通常のオーケストラの演奏会に限定すると3月末…久し振りと思うわけです。

  • オンドレイ・レナルト&読売日本交響楽団 14:00play@芸劇
    • ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11 (pf. ケイト・リウ)
      [encore] ショパン:24の前奏曲 作品28 第15番 変二長調《雨だれ》
    • ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」

今シーズンは平日夜の演奏会に行くのが厳しそうなので、読響の土曜マチネーシリーズの年間券を買ってみました。先月は用事があってお休みしたので、個人的には今日が初日。芸劇はあまり来ないのでどんな席かどきどきでしたが、見やすく聴きやすく良い席でした。ただ、隣の人が若干煙草臭かったのが気になる。この人も年間会員かなぁ…。演奏会で隣の席の人が煙草臭いというのは初めてなので想定外。

さて、今日の演奏。ショパンのピアコンも英雄も大好きな曲。
ショパンは随分ゆっくり始まってちょっとびっくり。ケイト・リウさんのピアノは初めてでしたが、今日の演奏はあまり好みではなかったかな…。繊細・優雅というよりは、きらびやかで少し派手めな印象。あくまで私の印象ですが。でも生音自体久し振りだったので、好みじゃなくても楽しめました。やっぱりコンサートホールで音楽聴くの好きなんだな。

英雄も比較的ゆっくりで重厚な演奏でした。パーヴォさんDKBばっかり聴いてると、ゆっくりは違和感あるけど、これはこれで楽しめました。プロの演奏聴いて自分も楽器を吹きたくなることはほとんどないのですが、なぜか今日はそんな気持ちになってしまいました。適度なテンポで自分が吹くのに現実味を感じたのかしら? 先月の吹奏楽の本番以来フルート吹いてないのですが、ちょっと明日imslpでパート譜見て吹いて遊ぼうかな。

リベンジ

重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る (幻冬舎新書)1年前にfebeで聴いた本。聴き終えたときの「結構肝心な後半をきちんと理解できなかったため、近々(?)図書館で本を借りるか、電子書籍を購入するかして、リベンジ予定です」の宣言通りのリベンジ。
後半の超弦理論から読んでも良かったのでは?という気もしますが、今回もまた始めから。

引力の意味で重力という単語を使っているのになかなか慣れませんでしたが(「引力」の方がわかりやすい)、一般的には「重力」と「引力」では前者の方が広く使われる馴染みある単語だから前者を使ったのでしょうか。
…っていうか、重力=引力だよね?と思って調べたら(Wikipedia)、

重力という表現は、宇宙論などの領域では万有引力と同一として扱われることがある[2]
地球上のことについて論じている場合は、地球上の物体に対して働く地球の万有引力と地球自転による遠心力との合力を指している[2]
[2]「重力、重力異常」『世界大百科事典』、1988年。

だそうで。へぇ…。
っていうか、「重力波」とか「重力子」なんて言葉も出てくる以上「引力」では都合が悪いのか。

今までE=mc2ってあんまり理解ができてなかったのですが、2章の終わりに出てきた説明でやっとわかったような気になれました。
「花子さんが太郎さんに向かってボールを投げる」という話で「外から力が働かない限り重心の位置は変わらない」ことを説明した後に「花子さんが太郎さんに向かって光を放射する」という話でE=mc2を説明してます。「光の圧力で花子さんは重心から遠ざかる」「光は質量を持たない」「(花子さん-太郎さん-光の系の)重心の位置は変わらない」を矛盾なく成立させるには「光を放射した花子さんの質量が減り、光をキャッチした太郎さんの質量が増えていればよい」と。この質量の変化がエネルギーE=mc2のやりとりで起きている、と。
…うーん、重心を表す式、エネルギー保存則の式、等をきちんと書いた方がわかりやすかったかな。(面倒くさくて)

超弦理論は自分のペースでじっくり考えながら読んでもやっぱり難しかったけど、前回ほど消化不良にはならなかったので再度読んで良かったです。どうしても天下り的な説明は入ってしまうので、「よくわかった!」な状態にはどうしてもなれません。本当に理解しようと思ったらきちんと勉強しないといけない内容ですから、「なんとなく雰囲気がわかった」くらいでいいのだと思います。
素粒子論、超弦理論は面白そうだけど、現実味がなくて、不思議で、なんだか哲学みたいだな、などとも思いました。そんな世界なのにちゃんと計算と合う観測結果が出てくるっていうのは本当に興奮すること。ヒッグス粒子が大騒ぎされていたのはそういうことかぁ…。

日常会話の点検

事情によりあまり遠出できない今年のGW。幸い天気は良いので近所の公園散歩したり、近所のお気に入りの食事処行って美味しいもの食べたりしながら過ごしてます。

散歩のBGMに、と久し振りに放送大学の特別講義を聴講。

  • ことばの礼儀作法 第1回「日常会話の点検 (前編)」
    講師:梅津正樹 (元NHKエグゼクティブアナウンサー)
  • ことばの礼儀作法 第2回「日常会話の点検 (後編)」
    講師:梅津正樹 (元NHKエグゼクティブアナウンサー)

5/1(月)13:45-15:15に放送済みですが、7/22(土)18:15-19:45にも放送されるようです。

前編は慣用表現の話。
慣用表現の誤用はよく話題になりますが、その表現の成り立ちを知っていれば間違いようないんですよ、と。確かに一度由来を聞けばその後間違えることはなさそうだなと思いました。そういう本を一冊読むと良いのかもしれません。この手の本はよく見掛けるので。ただ、今の時代ややこしいことになっているのは「話し相手がその慣用表現の正しい意味を知っているのか?」を考慮して話さないと、正しく伝わらないということ。自分だけが正しい表現使ってりゃいいって話じゃないんですよね…。相手が使う分には文脈で判断すればいいんですけど。「熱にうかされる」を「熱にうなされる」と言い間違える分には別にいいですけど(恥ずかしいだけで意味は伝わるだろうから)、「役不足」という言葉を使われたのを聞いたときに、正しい意味で使っているのか、誤った意味で使っているのかをいちいち判断しないといけないって、なんだかなぁ、と思います。

後編は敬語の話でした。
今の国語の教科書では敬語は5種類になっている、というのは初耳だったのでびっくりしました。もちろん敬語自体が変わったわけではなく、分類だけの話なのですが。
尊敬語、謙譲語I、謙譲語II、丁寧語、美化語、の5つ。従来の謙譲語と丁寧語が2つに分かれたってことですね。「謙譲語I」「謙譲語II」って呼び方はあんまりだと思いますが…文化庁の「敬語の指針」によると(リンク先はpdf)、

謙譲語Ⅰ(「伺う・申し上げる」型)
自分側から相手側又は第三者に向かう行為・ものごとなどについて,その向かう先の人物を立てて述べるもの。
謙譲語Ⅱ(「参る・申す」型)
自分側の行為・ものごとなどを,話や文章の相手に対して丁重に述べるもの。
謙譲語Ⅰと謙譲語Ⅱは,類似している点もあるため,どちらも「謙譲語」と呼ばれてきたが,謙譲語Ⅰは<向かう先>(上述のように,相手側である場合も,第三者である場合もある)に対する敬語,謙譲語Ⅱは<相手>に対する敬語であり,性質が異なる。

という分類だそう。こう説明されると、確かに分ける方が自然な気もします。
しかし、この文化庁の「敬語の指針」って勉強になりそうだな。ちゃんと読んでみようかしら。

「おられる」という尊敬語はどう考えても誤用だろうと思っていましたが、地方によっては「おる」は謙譲表現ではないので「おる」+「られる」=「おられる」は間違いとも言い切れないという話は初耳だったのでびっくりしました。とはいえ「いらっしゃる」が無難とも言ってましたが。うーん、なるほど。
諸説あると難しいですね。まぁ、敬語については誤用で正しく伝わらなくなるってことは少ないと思うので、他人が使う敬語についてはあまり気にせず、自分が使うときに一般的に正しいと思われる敬語を使えるようにしておけばいいのかな…。
まぁ、敬語ってちょっと考えれば正しく使えるんだけど、使い慣れてないととっさのとき、緊張しているとき、にうっかり間違えてしまうってのが問題なんでしょうね。普段から慣れとくのが大事なのかしら。

心理学実験3

先学期受講した心理学実験2に続いて、心理学実験3を受講しました。「心理学実験3」という授業は東京文京だけでもたくさんありますが、日程はもちろん講師も違うし、内容は大体一緒だけど微妙に違う。日程の都合が良いものを選択。

知ってる先生いないし、講師が誰かなんて気にしないで選んだのですが、同じ「心理学実験」でも講師によってこんなにも違うとは…。
前の先生は最初の実験のときに検定について説明して、全ての実験で実験結果をクラス全員分集約して、きちんと(でもないけど)検定して…てやってたのですが。今回の先生は「この限られた時間できちんとした実験はできない。あくまで体験」というスタンスで、実験結果は被験者1人分(つまり自分の結果だけ)だったり、数人分のものがほとんど。検定も最後の実験で少しだけ触れる程度でした。なのでかなり時間が節約されているはず…なのに説明がかなり冗長で授業時間がとても延びる。授業冒頭で「実験だから時間は読めないし延びることもあるのは仕方ありません。諦めてください」と話してましたが、そのことに甘えて無駄に授業を延ばしている感じが否めませんでした。
ただ、レポート作成に関して言えば、雛形を作成してくれていて、結果と考察だけ書けば良いようになっているので楽でした。(小中学校の理科の実験みたいな感じ)
あと、今回は出題ミスで実験結果がうまくまとめられないという実験が1つあり。それもかなりイマイチと思った要因の1つでした。

レポート作成は大変でしたが個人的には前の先生が良かったな。まぁ、どんな授業を受けたいか?は好みの問題でしょうね。ちなみに、前の先生は福沢愛先生、今回の先生は平田万理子先生、でした。
実験1もその内とるつもりだけど、そのときはどんな先生か少し調べようかな…まぁ、日程優先なので結局選択の余地ないかもしれませんが…。

吹奏楽本番

2年振りのヒネモス本番。
今年は夢十夜もなく、レースもなく、しっかり個人練習できそうという当初の目論見は見事に外れましたが、でも合奏の出席率でなんとかカバー…できたのかな。個人的にはピッコロは70点、フルートは60点てとこでしょうか…。なんか前回1曲ずつ振り返っているので、またやってみましょうか。

  1. Alfred Reed: 音楽祭のプレリュード (picc)
    これといった難所はない曲なので可もなく不可もなく。最初がこういう曲だと調子を整えられて良いですね。緊張もせず上々の滑り出し。
  2. Vincent Ludwig Persichetti: コラールプレリュード「汝ふりむくなかれ」作品105 (picc)
    今回ピッコロ吹いた3曲の中で間違いなく一番難しい曲。低音のソロ、中音域でフルートとのオクターヴユニゾン、苦労しました。本番では音を外すこともなく、無難にまとめることができました。最初の音の発音は弱音狙い過ぎて音出ないことも多かったのですが、本番ではそんなこともなく (たしか)。ここでほっと一息。
  3. Robert Russell Bennett: 古いアメリカ舞曲による組曲 (picc)
    一部ラスト。大好きな曲です。2楽章の最後のHigh Fis-Gは案の定、音にならずでしたが、他はまぁまぁの出来でしょうか。あ、5楽章のフルートとのユニゾン、リハではうまくいったのに本番で危うく落ちそうになってしまいました。ぎりぎりで落ちはしなかったので一応及第点…。この曲でピッコロは終わり。
  4. Samuel Barber: コマンド・マーチ (1st Fl)
    1stのくせにほとんどさらい切れないまま本番を向かえてしまいました。さらい切れてない曲を本番だけ吹けるはずもなく、他の皆さんに頼りっきり。かなり駄目駄目な出来でした。分母を「練習での出来」にすれば90点でしょうが…。曲は嫌いじゃなかったんですけどねぇ…。
  5. Howard Harold Hanson: ディエス・ナタリス (1st Fl)
    実はベネットに次いで好きな曲でした、今回の演奏会でやった曲の中で。だから1st吹かせてもらったわけではなく、パート決めの流れで何となく決めたパートだったのですが、1st吹かせてもらって良かったです。ソロは2箇所。どちらもさほど難しくないですが、1箇所目はかなり不本意な出来でした…今回一番心残りかも。ぎりぎり及第点ではあるけど、好きな曲だしもっとうまく吹きたかったな。
    でもリハでも本番でも泣きそうになってしまいました。全体の演奏はとっても良かった。
  6. Robert Edward Jager: 吹奏楽のための交響曲第1番 (2nd Fl)
    最後は2ndで気楽…と思いきや、1,3楽章の最後に弱音の和音。そして2楽章はSoli。実は1st吹いた2曲よりも責任重大感ありました。Soliはまぁうまくいったはず。弱音の和音は及第点ぎりぎり届いたか、届いてないか、の出来…3楽章の終わりは綺麗にいってたかな…1楽章だったかな?どちらかは「おぉっ」と思ったのを覚えてます。でもそれリハだったかも。

今回のテーマ(?)はピッコロの音程だったかな…ベネットの5楽章冒頭は最後まで合わせられず、吹いていられなくなってオクターヴ下げて逃げてしまいましたが…。中低音は割と自在にコントロールできるようになってきてますが、高音が難しいです。ピッコロの高音なんて合ってなくてもわからんだろ、と思いがちですが、自分がフルート吹いてると人のピッコロの高音の音程がめっちゃ気になるので、やっぱりそんなことはないのです。「高音はどこまでも高くなりがち」というのが自分のピッコロに対する自己認識なのですが、他人の音聴いてると「低い」と感じることが多く、よくわかりません。チューナーくんによるとやっぱり私の高音は高い傾向にある、はず、なんだけど。チューナーでみる音程と人が聴いたときの感じってまた違ったりするからなぁ…。

ミュシャ展

ふらっとミュシャ展行ってきました。
混む混むって言ったって平日午前ならそれなりに空いているだろうと、10時過ぎに行ったら…なんとチケット売り場にかなりの列。チケット事前に買っておけばこの列はパスできますが、放送大学の学生としてチケット買いたい (学生団体料金になる) ので並ばざるを得ない。予想外の列の長さに一瞬帰ろうかと思ったくらいでしたが、折角来たので…20分程並びました。
草間彌生展目当てのお客さんもいたよう。この方どのくらい人気かよく知りませんが、ミュシャ展と草間彌生展の両方があったから結構な列になってたのかしら…。

やっとチケット買えた!と会場に行ったら、入口にまた列があってげんなり。4人×4,5列の列。
でもチケット売り場に「待ち時間なし」とあっただけあり、すぐ入れました。

前半は大きい絵が3部屋。人の混雑はそこそこですが、歩けない程ではなかったし、何より絵が大きいのでそんなに支障はありませんでした。最後の部屋は写真撮影okなので、とりあえず撮っておく。あまり意味はない。

絵が大きいのでその世界に吸い込まれそうになる。
プラハ・ベツレヘム礼拝堂でのヤン・フスの説教」は礼拝堂の中にいる沢山の人も描かれていて、近くでじっと絵を見ていると、周囲の雑音がいい感じに効果音になって、映画のワンシーンに自分が立っているような気持ちになりました。不思議な気持ちだった。
なんでこんな大きい絵…って思ったけど、そんな効果を狙ったんだろうか。
それにしてもどうやって運ぶんだろうなぁ。どうやって描くんだろうなぁ。

後半は小さい絵…と言ったら変か…普通のサイズの絵がテーマ毎に並びます。
ポスターや挿絵を沢山書いていたそうで、タロットカードに描かれていそうなとても綺麗な絵。こうやって額に入れるんじゃなくて、もっと身近に感じながら観たい絵でした。(実際額に入れて鑑賞するための絵ではなかったわけですが)

あまりミュシャのこと知らず、なんとなくで出掛けましたが、楽しめました。
大混雑の土日に行ったら「混んでて大変だったけど良かった!」とは思えなかったでしょうね…平日に行って良かった。土日は後半の絵はまともに観れないんだろうなぁ。入場制限するだろうから、それなりにちゃんと観れるもんなのかなぁ。

組体操とか部活顧問とか

教育という病 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」 (光文社新書)高校時代のお友達で学校の先生をしてる人が何人かいるので、部活動の顧問の話題は結構気になってました。あと組体操は自分も小6のときにやったので、やっぱり気になってた。と言っても一生懸命情報収集するわけでもなく、twitterで内田良さんをフォローしているだけなのですが。
最近はプールの飛び込みが話題ですね。
というわけで、内田良さんの本は前からちょっと読みたいと思っていたのを思い出して借りました。tweet (+webの記事) で何となく聞いてた話をまとめて読めたので整理になって良かった。こんなトピックです。

【第1章】 巨大化する組体操 ―― 感動や一体感が見えなくさせるもの
【第2章】 「2分の1成人式」と家族幻想 ―― 家庭に踏む込む学校教育
【第3章】 運動部活動における「体罰」と「事故」 ―― スポーツ指導のあり方を問う
【第4章】 部活動顧問の過重負担 ―― 教員のQOLを考える
【第5章】 柔道界が動いた ―― 死亡事故ゼロへの道のり

「感動するから」「良い教育だから」というイイワケの下、危険が見過される、大体そんなお話です。どれも。そして現場の教師が危険に気付いてやめようとすると地域の人、保護者からクレームがくるという…。部活なんか教師だけでなく生徒だって週6も週7もやりたいと思っていないのに、週末の練習やめようとすると保護者からクレームって。一体誰のための部活なんだろう。
でも部活も組体操も「賛成派」の先生もいるから成り立っちゃうんだろうな。
冷静に考えたら危険な組体操やるという選択肢なんてあり得ないし、
先生の負担を考えたら部活動顧問をボランティアで先生にやらせるなんてあり得ないし、
…って誰もが思うと思うけど、そんな犠牲の上だからこその感動とか教育が素晴しいって発想になってしまうのが怖い。

生徒/児童側として組体操や部活を眺めると。(2分の1成人式はなかった)
組体操はあったけど、ピラミッドは5段、タワーは3段だったか? 今思えば危ない。でも最近の組体操はこの比ではないらしい。
部活は中高吹奏楽部。
中学の顧問は女性音楽教師2人。2人共小さい子供がいたから(だと思う)、練習は平日17時半まで(2人が交代で指導)、週末はなしだった。お陰で習い事も続けられたし(ピアノは早く止めたかったけど)、家で勉強や他の趣味(PC)する時間もあったから良かった。
高校の顧問は3人。活動は月曜から土曜まで練習(授業のない土曜は練習なかった気がする)、演奏会が近いと日曜日もやったりする、という感じ。活動時間は3人の内誰かが学校にいたけど、指導にはほとんど関わらなかったので、たぶん(本業の)仕事してたんだろうなぁと思う。

という感じだったので、この本の話は結構びっくりしましたね。でも私が学生の頃からあるところにはある問題だったんでしょう。解決に向かって少しずつ動き出してはいるようですが、旧勢力の力も大きいようで…自分にできることはほとんどないと思うけど、今後も注視してきたいです。