今週は演奏会4回。
- マーティン・ブラビンズ&東京都交響楽団 19:00play@サントリー
- ヴォーン・ウィリアムズ:ノーフォーク狂詩曲第1番 ホ短調
- ブリテン:ピアノ協奏曲 op.13 (1945年改訂版) (Pf.スティーヴン・オズボーン)
[encore] ドビュッシー:『前奏曲集第2巻』第10番「カノープ」 - ウォルトン:交響曲第2番
オール英国プログラム。当然、というのもおかしいですが、初めて聴く曲ばかり。ノーフォーク狂詩曲は北欧っぽい香りがする吹奏楽っぽい曲でとても気に入りました。最初のVaが綺麗。後に続く管も弦も素敵。吹奏楽っぽく聴こえるのは何でだろう?とずっと考えてましたがよくわからず…なんか雰囲気が吹奏楽らしい感じがした。弦楽器が目立たないというわけでもないのだけど。
ブリテンはちょっと私には理解し難い曲でしたが、ピッコロソロには惹かれました。以前はtuttiで目立つピッコロが好きでしたが、最近はこういう綺麗などソロにも惹かれる。中音域〜高音域入りかけの実はフルートでも出せる音域でのピッコロソロって良いです。ピッコロの音色が生かされてて。
ウォルトンも若干置いてかれ気味でしたが、ブリテンよりは受け入れられたかな。この曲ですら「ウォルトンの作風は保守的と受け取られ」って恐しいですね20世紀半ば。まぁ当時は「シュトックハウゼンやノーノをはじめとする無調的な前衛音楽が全盛」だったそうですから…。