The Mind Quencher

マインド・クァンチャ - The Mind Quencher
先日前作を読んだ後、次読んじゃおうかな、どうしようかな、みたいなこと言ってたのですが、買って読み始めたらあっという間に読み終えてしまいました。4章まで読んだあたりで出来心で「寝る前に少しだけ…」と続きを読み始めたら案の定止まらなくなってしまって、深夜1時くらいまでかけて読み終えてしまったのでした。読書で夜更かししてしまったのは久し振り。だから寝る前に本なんか読んではいけないのです。

まさかの記憶喪失ネタで始まりましたが、ラストの展開はもっと衝撃的でした。ちょっと展開が速過ぎる…。4章ラストのノギ登場シーンはひたすらショックでしたが、エピローグで一安心。エピローグが素敵でした。
それにしても内容がどんどんスカイ・クロラ化している。記憶喪失とあってクレィドゥ・ザ・スカイを彷彿とさせる。クレィドゥ・ザ・スカイが記憶喪失というとちょっと違うような気もするけど。でも他にも刀の美しさを語るシーンとか似ているなと思うシーンは結構ありました。

大好きなシリーズなのでこれで終わりなのは寂しい。でも飛び飛びで読んだこともありストーリーちゃんと追えてないので、これを機に最初から読み直しても良いかもしれない。そうすればまだ楽しめる。
しかし森さんのwebには「次も書くかどうかは、まだ決めていません」と書いてあり、スカイ・クロラみたいに短編集が出る可能性とかあるんだろうか。どうだろうなぁ。

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