The Fog Hider

フォグ・ハイダ - The Fog Hider (中公文庫)昨年の春以来の森作品。前に読んだのはこのシリーズの前作、スカル・ブレーカでした。今回もKoboで。スカイ・クロラと似た雰囲気のこのシリーズも大好きです。
主要キャラはゼンとノギ、カシュウしかきちんと把握できておらず、チハヤすら名前しか覚えてない。ナナシは把握はしてるけど、いつどうやって登場したのか忘却の彼方。やっぱり、最初から通しで読みたい…。いつ実現するのやら。

雰囲気が似てるものだから、どうしてもスカイクロラと比べてしまうのですが、戦闘機よりも剣の方が読んでてドキドキしてしまうのはなぜだろう。どちらも命懸けの勝負、一寸先は死、という世界であることに変わりはないのに。剣の方が想像しやすいということかもしれない。

ゼンらしくないシーンがあって、あれ?と思ったら、ちゃんと後からフォローがあり一安心。そりゃ森さんがそんな一貫性ないこと書くわけないですよね。
今回もノギの愛らしさが際立つ、と同時に鈍感なゼンにも少しずつ変化が見えて楽しめました。果たしてノギの恋の行方は…? でも実っちゃったらそれはそれでつまらないかもしれない。そんな結末はないだろう。きっと。

次も楽しみ。もう読めるからたまには連続で読んじゃおうかな、と思うけど、読んじゃったら次が開いてしまう。いや、次で終わりなんだっけ? …やっぱ読んじゃおう。
電子書籍は本広げられないとき(満員電車や食事中)や荷物減らすために本持ってないときしか読まないので進みがゆっくりなんですが、買わなきゃ読み始められないしとりあえず買おう。

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