かなり今更感はありますが、「全貌ウィキリークス」を読了。先月からずーっと読んでたのですが、これが中々読み終えられなくて。同じページ数でも小説だったらとうに読み終えてたんでしょうけど。小説と違ってさらさら読めないからなぁ…。
印象に残ったところを少しだけめも。
「誰でも人生は一度きりだ。だから僕たちはこの時代に、何か有意義で、満足できることを
やってみるべきだ。ウィキリークスは僕にとって、そういうものなんだよ」(p.626)
アサンジ氏の言葉です。なんかいかにもキレイゴトって感じしちゃうけど、でもこういう信念をもっていたいですね。私はそんな信念無いので正直憧れます。こういう姿勢。「楽しければいいじゃん」て人生も好きだけどね。
もひとつ。
どんな情報が公共の利益になり、プライベートの領域のどこから先が保護すべきなのかについて、
より明確に理解されるようになるのであれば、それこそ価値のある前進である。(p.638)
でも明確な線引きなんてできるのだろうか。それこそ文化によって、思想によって、違うなんてことが起こるんじゃないだろうか…。
「ジャーナリストのジレンマ」とか割と客観的にジャーナリズムについて述べてるように感じたのですが、この本書いたのは独「シュピーゲル」トップ記者だそうで。最後の謝辞読むまでそのことに気付かなくて、びっくりしました。そう知って読むとまた違った読み方ができそう。まぁ、それやるにしてもしばらく読まないと思いますが。