ヤンソンスBRSO:火の鳥

楽しみにしていた大好きなマリス・ヤンソンスさんとバイエルン放送響の公演。

  • マリス・ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団 19:00play@サントリー
    • ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61 (ヴァイオリン:ギル・シャハム)
      [encore] クライスラー:美しきロスマリン
    • ストラヴィンスキー:バレエ組曲 「火の鳥」(1945年版)
      [encore] グリーグ:過ぎにし春
      エルガー:野生の熊たち

楽しみにしていたのですが、実はベートーヴェンのVnコン、どうしても好きになれない曲で(ベートーヴェンは大好きなのですが)。先月もライヴで聴いたけど苦手なことを確認しただけで終わってしまい。ソリストがギル・シャハムさん(彼の演奏も好き)だけど、曲目だけが引っかかってました。

…のですが、聴いてびっくり。めっちゃ良い曲じゃん!私が今まで聴いてたのはなんだったのか…?
冒頭のオーボエの美音にやられました。いきなり泣いてしまった…土曜日のN響ショス12もそうだったから、単に腺弱くなってるのかもしれません。どの楽章にもカデンツァがありましたが、どれも痺れたなぁ。ただただうっとり。1楽章のカデンツァはまるで2本で弾いてるようだった。
2楽章とっても綺麗な曲。オケがピチカートで伴奏してるシーンが特に素敵。なんで私はこの曲嫌いだったんだろう、とまた思う。
興奮感激したまま、あっという間に曲が終わると、ソリストアンコール前にホルン3rd、フルート2nd、ハープが入場。オケ伴奏付きのソリストアンコールなんて初めて。嬉しいサプライズでした。
ギルシャハムさんの音色もとっても良かった。昨年あったリサイタル、やっぱり行けば良かったなぁ、と今更。

というわけで、大満足のベートーヴェンでした。
来週樫本さんの演奏で同じ曲聴くけど(パーヴォDKB)、今日のが良過ぎて聴きたいような聴きたくないような複雑な気持ちです。

メインの火の鳥。
火の鳥は泣くところなんかないと思いきや、泣くときはいつも同じ場所で泣いてしまう。ベートーヴェンに引き続きまたしてもオーボエにやられたのでした。オーボエ→Vcソロ。しばらく美しい音色に包まれて幸せ気分…のあとのカスチェイの踊りに入った瞬間のフォルテッシモがすごかった。心臓ばくばく。ますます惹き込まれます。フィナーレに入るホルンソロもいい。「あぁ、曲が終わってしまう」という寂しさもあいまって泣けてくる。もっといつまでも聴いていたいのに。

アンコールも2曲。大満足。

アンコール前の再入場時、ヤンソンスさんがつまづいたようで…会場が一気に静かになりました。P席上手側の席だったので、ハープなどに隠れてつまづいたところは見えなかったのですが…つまづいただけなのかな。よろめいたとかじゃないよね?どっちにしても心配。立ち上がった後「大丈夫!」と示すためガッツポーズしてましたが…終演後にドクターに看ていただいたとTwitterで知り、安心しつつもやっぱりさらに心配に…。大丈夫かな。どうかゆっくり休んでほしい。

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