ソヒエフ&N響:白鳥湖

先週に引き続きソヒエフN響です。

  • トゥガン・ソヒエフ&NHK交響楽団 19:00play@サントリー
    • グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミーラ」序曲
    • ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 (pf. ルーカス・ゲニューシャス)
      [encore] ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 op.63-3

    • チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」作品20(抜粋)

フルートは甲斐さん、オーボエは青山さん。コンマスはまろさん。今日はいつもに比べて欠席が少ないような気がする客席。

ルスランの最初の一音聴いただけで期待が高まりました。今日のN響はほんと良い音してる。これはあとの曲が楽しみだ…。ルスランは曲自体ワクワクする曲ですが、テンション高い演奏でますますワクワク。
曲が終わるとピアノ移動。
協奏曲やるときは前プロからピアノが中央に置いてあることが多いですが、今日は曲間で移動。しばし間が空く…。指揮者の希望でしょうか。こういうこともあるんですね。

中プロはラフマニノフ。ロマンチック過ぎてちょっぴり苦手だけど、協奏曲2番は交響曲2番ほどロマンチックじゃなくて良い。ゲニューシャスさんのピアノは初めて聴いたけど、随分低音鳴らすんですね。すんずん響いてかっこ良かったです。特に最初。

メインは白鳥湖。先月吹いたばかりです。曲は

  • [第1幕] 第1曲 情景
  • [第1幕] 第2曲 ワルツ
  • [第2幕] 第10曲 情景
  • [第1幕] 第8曲 乾杯の踊り
  • [第2幕] 第13曲 白鳥の踊り ~ IV.小さい白鳥の踊り、V.オデットと王子のパ・ダクシオン
  • [第3幕] 第20曲 ハンガリーの踊り:チャルダーシュ
  • [第3幕] 第21曲 スペインの踊り
  • [第3幕] 第22曲 ナポリの踊り
  • [第3幕] 第23曲 マズルカ
  • [第4幕] 第28曲 情景
  • [第4幕] 第29曲 情景・終曲

私たちも抜粋でやりましたが、8割くらいは曲被ってましたね。大体似たような選曲になるもんなのかな。各国の踊りがあると曲調たくさん変わって楽しい。
白鳥湖って情景のメロディーばっかりでつまんないって思ってたけど、抜粋だとそんなことないし、とにかく演奏がとっても魅力的で…あっという間の30分でした。先月まで練習や本番でピッコロ吹いてるときもそれなりに楽しかったけど、今日の演奏聴いたときの方がずっとずっと楽しかったです。白鳥湖ってこんなに良い曲だったんだっけ?と嬉しい裏切り。しかし「吹く楽しみ」よりも「聴く楽しみ」が上回ってしまうと自分で吹く意義が…今までこんな風に思ったことはなかったのですが、それだけ今日の演奏が良かったということでしょうか。
それにしても自分らの演奏遅かったのはわかってたけど、マズルカこんなに速さ違うとは…ただただ驚くばかり。それともこの演奏も速かったのか。

定期演奏会はいつもさっと帰っちゃうけど、今日はゆっくり拍手したくて最後まで。こんなに良い演奏してもらったんだからお礼もしっかりね。
ソヒエフさんは秋にまた来るんだったかな? N響とやるときはとっても良い。相性いいんだな。今から次の来日が楽しみです。

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