Royal Concertgebouw Orchestra

マリス・ヤンソンス氏率いるRCO、大好きなオケです。好きな指揮者は?と聞かれたら、最初に挙がるのもヤンソンス氏。だいぶ御年を召されてきたなぁ…と思ったら、初めて聴いてからもう8年も経つんですね。そりゃ変わりますよね。
今月は演奏会盛り沢山ですが、今週はウィーンフィルに続いてロイヤル・コンセルトヘボウと特にスペシャル。

  • マリス・ヤンソンス&ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 18:00play@サントリー
    • ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37 (pf.エマニュエル・アックス)
      [encore] シューベルト:即興曲からop.142-2
    • R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」op.40
      [encore] R.シュトラウス:『ばらの騎士』からワルツ

いや、もう素晴らしかった。その一言。

ピアコンは火曜日にウィーンフィルの演奏でも聴きましたが、やはり断然コンセルトヘボウが好きですね。ピアノも今日の方が良かったです。(弦楽器はもちろんですが)管楽器の音色がどこまでも美しく、ppからffまで綺麗。ffで美しいと感じるなんてそうそうありません。このベートーヴェン聴くだけでメインのリヒャルトが楽しみになってくる。ピアノのアックスさんは弱音ペダルの使い方がとっても上手で、弱音ペダル使ってないときも、とても柔らかいタッチで、柔らかい音で…どこまでも聞き惚れました。アンコールのシューベルトも素晴らしかった。いつかリサイタルがあれば聴きに行きたいです。是非。

メインのリヒャルト。たぶんライヴで聴くのは初めて?(嘘かも) とても複雑な曲をこんな大人数で!それがきちんとまとまってアンサンブルして、さすがマエストロ。さすがRCO。もう言うことなしです。
Fl, Ob, Fg, Hr, Tp,…みんなみんな素敵な音色と旋律でした。あとチューバ2本(テノール、バス)の支えがすごく綺麗でした。LA席で目の前でHr9人、その向こうにCFgがいて(Cl/Fgが逆配置だった)、とても贅沢な席だったので、もうひたすら至福のときでした。

このオケ、この指揮者。音聴いてるだけで泣けてきます(ベートーヴェンも)。
やはり今年一番はこの演奏会かな。しばらく演奏会いいかな。
そんな気分で帰りました。

でもこの時期ですから。来週も2回演奏会です。

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