ちょっと久し振り

のサントリーホール…と思ったら1ヶ月ぶりでした。芸術の秋到来!で今日から週1でサントリー。それも含めて今日が来るのは待ち遠しかった。

  • ロジャー・ノリントン&NHK交響楽団
    • グルック:オペラ『アウリスのイフィゲニア』序曲 (ワーグナー編曲) 
    • ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19 (pf. ロバート・レヴィン)
    • ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68 「田園」

先月の定期公演は全部ブラームスだったN響、今月は全部ベートーヴェン。危うくAプロとCプロも買うところでした。
ピアコンは配置からして面白くて。中央に全開のピアノ、ピアニストは正面を向いて、オケはピアノを綺麗に囲う等形。1st Vnと2nd Vnは後ろ向きです。指揮者はピアノの下手よりやや後ろ(管楽器の前)に座ってました。レヴィンさんは初めて演奏を聴きましたが、とても素敵なpp、色気ある揺らし方をする人でとっても気に入ってしまいました。オリジナル(だよね?)のカデンツァも素晴らしかった。他の公演があれば是非また聴きに行きたい。
メインの田園はなんと木管フル倍管。弦は7-6-5-4-3だったか。とにかく元気良い、そして好き放題の演奏でした。彼のベートーヴェンはノンビブラートでやらせるのが特徴だそうですが、ノンビブラートが効果的だったところも、裏目に出たところもあったように思う。それはそれで良いのかもしれないけど、無理してノンビブラートに拘ることないんじゃないかしら…という気も。強めの低音は好きですが、特に1楽章のVcのアタックの強さにはげんなり。最後の方はすっかり疲れてしまいました。あ、でも、2楽章の不思議な音色は面白かった。あのもこもこした音色はノンビブラートで現れたものなの?弦のことはよくわかりません。自分の知らない音色が
よく知ってるオケから発されるとても不思議な気分を味わいました。

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