自宅も会社も山手線の西側にあるので東側はちょっとアクセス悪い。でもアクセス悪いからって諦められる演奏会もそうそうないもので…。朝日ホールは今まで築地市場駅からしか行ったことなかったのですが、どうも会社からだと行きづらいので今日は新橋から徒歩。迷わないかと不安でしたが…見事に迷いました。いや、一度ちょっと違う道入ってしまっただけだったのですが、そもそも意外と距離があったため到着がギリギリに。ちょうど開演時間に着きました。危なかった…。
- 工藤重典&ワルター・アウアー デュオ・リサイタル 19:00play@浜離宮朝日ホール
- J.C.F.バッハ:2本のフルートのためのソナタ ハ長調 HW.Ⅶ-7
- テレマン:ソナタ ヘ短調
- J.S.バッハ:トリオ・ソナタ ト短調 BWV1029
- ルーナ・アルカライ:En Passant for flute solo
- ドップラー:アデリーナ・パッティの思い出によるパラフレーズ
(ベッリーニ「夢遊病の女」より) op.42 - ユゲス:ヴェルディのオペラ「仮面舞踏会」の主題による大幻想協奏曲 作品5
工藤さん目当てで行ったわけですが、アウアーさんのフルートもとっても素敵でした。特に低音が好み。ウィーンフィルの主席ということは来月のウィーンフィル来日公演でも吹くのかな?楽しみが増えました。
工藤さんの音はもちろん工藤さんの奏でる音楽もとっても好きで、装飾音符の飾り方、緩急のつけ方、ダイナミクス…どれも好き。きゅんきゅんしっ放しの2時間でした。ドップラーの二重奏、どれでも良いからいつかやってみたいなぁと常々思ってるのですが、今日の演奏聴いてまた吹いてみたくなってしまった。
しかし何よりラストのユゲスの大幻想協奏曲。素晴らしかったです。フィナーレの2人揃って16分音符が続くところ「すっげぇぇぇぇ!!」と心中叫んでおりました。すごかった。圧倒された。
ぼんやりとした「自分が奏でたい音色」が好きなフルーティストの音聴くとハッキリする。CDもっと沢山聴くんでも良いのかもしれないけど、目の前で吹いてるの見て生の音聴くのがやっぱり一番ですね。