模倣犯読了

模倣犯〈5〉 (新潮文庫) 模倣犯〈4〉 (新潮文庫)3巻まででストップしてた模倣犯ですが、日曜日夜に4,5巻が実家から届き、昨日の出勤時からひたすら読んで読んで…今日の夜に4巻を読了。そのまま5巻に手を伸ばしてしまったが最後、案の定読み切ってしまいました。雪が降ると聞いて勢いで年次休暇とってしまい明日は休みという素晴しいタイミングで、久し振りに本に没頭して夜更かししました。なんだか懐しい。目ぇ冴えちゃって寝付けそうもない気がするけど、布団入ると意外とすぐ寝付いちゃったりする。

1-3巻で本当に色んな人が登場して語り手になって、もう事件の全容を読者はほぼ知ってる状態。ただどう収束していくのか。それが気になってどんどん読み進めてしまう。犯人を追う人、記述する人、騙される人、翻弄される人、そして犯人、それぞれの視点から語られて事件が進行してく。先が見えるようで見えなくて、読んで読んで読んで読んでたら読み終えてしまいました。

お爺ちゃんの言うことはやたらと印象的だった。「ホントは決心がつかなかったから○○を言い訳にして…」と主張する少年に対して

「ほらほら、まただよ」義男は首を降る。「また始まった。ホントは、だ。
ホントは違って。ホントはこうだった。やめなさいよ。あんたがそのとき考えたことが
本当なんだよ。本当のあんたは、そのときそのときその場にちゃんといるんだよ」

とか。

「自分は何々する資格はないとかさ。自分は何々だと思ってコレコレのことをしてきたけれど、
本当はそれは偽りで、自分の心の底にはコレコレしたいシカジカの動機が隠されていたのだから、
あれは間違いだったんだ、とかよ」
その言い方がいかにもしれらしくて、思わず真一は微笑した。
「よく言うだろうが、そういうことを」義男も笑いながら続けた。「私なんざ、不思議でしょう
がないよ。なんでそんなことをする必要がある? だからこの前も行ったっけな。いちいち自分の
することを深く分析するなんてやめておけって。心配なら心配、お節介だが手を出さずにいられ
ないならお節介、それでいいじゃないか」

とか。まぁ私は気分で行動したり言ったりし過ぎなので、あまりこのセリフを重く受け止めない方が良いのかもしれないけど。でも、確かに、それでいいじゃないかって。
他にも沢山お爺ちゃん(義男)のセリフは響いていて、5巻だけもう1回読んでも良いなと思いました。あまりに一気に読んでしまったことだし。
と言って再読した試しないんですけどね…。

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