対岸の彼女

対岸の彼女 (文春文庫)昨日読み終えた本も電子書籍。スマフォだとちょっとした待ち時間にさっと取り出して読めるので、どんどん読み進められちゃいます。この前読んだ「八日目の蝉」の著者、角田光代さんの本を他にも読んでみたくて、直木賞受賞作であるこの本を選んだ次第。外れはないだろうと。
2つの時代を、2人の書き手で、行ったり来たりのこの構成は私の大好きな構成です。かつての葵と今の小夜子の重なるさまが非常に面白いです。いろいろと心に止めておきたい部分があったのでめも。

黙って腹にためこめば深刻味を帯びるが、口にすればどうしたって喜劇なのだ

とか

なぜ私たちは年齢を重ねるのか。
生活に逃げこんでドアを閉めるためじゃない、また出会うためだ。
出会うことを選ぶためだ。選んだ場所に自分の足で歩いていくためだ。

とか。オトナになると「ごめん、買い物が」「ごめん、家族が」と何かと理由をつけて、コミュニティから逃げようとしがち。色んな人との付き合いが煩わしくって…なんて下りが後者の文の前にはあるんですけどね(超意訳)。まぁ綺麗事と言えなくもないけど、生活をイイワケにして逃げるような生き方はしたくないなぁと、改めて思いました。

そういえば今日の話を何一つ書いてない。
早朝は寒いし、今日は夫が一日いないので、朝食前じゃなくて昼食前に走ってみました。が、やっぱり日中は人や車が多くてちょっと走りずらいですね。あと、朝食2時間後はまだ走るには早かったみたいで、もう少し長い距離走ったらお腹痛くなってたかもしれない。と思うと、走るのは朝食前か、夕方が良いのかもしれません。でもこの時期は日が暮れるのも早いので、結局朝になっちゃうんだな。明日からまた朝食前ランに戻ります。

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