日本現代史

誰もが書かなかった日本の戦争更新が遅れに遅れ4日遅れですが書きます。書きたいことはあるのですが、きちんと時間が取れてない日々。「日記を書く時間」として20分くらい毎日確保しておかないとなぁ。

引越し荷造り中に発見した買ったものの未読だった本です。
田原氏はよく「太平洋戦争は侵略戦争ではなかった。負けるとわかってて侵略戦争をするはず
がない」とおっしゃっていますが、その詳細が知りたくて、そして何より田原氏は終戦のとき小5だった。その体験談としても是非お話を聞いて(読んで)みたかった。それで買ったのでした。
小中学校の歴史の授業では江戸時代までを結構詳しくやって、日清戦争〜太平洋戦争については3学期にちょこっと駆け足で触れただけという(あやふやな)記憶でしたが、この本で取り上げているのは正にこの辺りの時代です。
5章が太平洋戦争について語られているのですが、読んでいて日本が、天皇陛下が、首相が、可哀想で可哀想で泣きそうになってきてしまいた。と感じると同時に、それは日本ビジョンで書かれているからかもしれないとも思えて。アメリカやドイツビジョンで書かれた本も読んでみたいと思います。
負けるとわかってても始めざるを得なくなってしまった太平洋戦争。これは情報収集能力も資源もないとにかく矛盾な日本が世界に追いつきたくて、頑張って背伸びした結果なんだろうなぁ、とか。天皇がこんなに平和主義なら天皇主権だったら戦争など起こらなかったのだろうか、とか。いや独裁政権でももっと悲惨な現在になってたかも、とか。色々考えちゃいました。

感じたことは沢山あるのですが、とても整理して書き切れないのでこの程度にしておきます。が、しかし、ともかく、日中戦争は侵略戦争だが、太平洋戦争は違う、というのが現時点の私の見解。今後変わってくかもしれませんが。

ぜひまた読み返したい本です。
あと小中学校時代に学んだ歴史は正直よく覚えてないけど、印象が違ったのだけは確かで。小中学校に使った教科書を改めてみて、どんな歴史を学んだのか確認してみても良いのかもしれないと思いました。

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