人間失格

人間失格 (新潮文庫 (た-2-5))所謂「名作」というか,昔からの定番というか,王道というか.こういう小説を読むのはかなり珍しい.「人間失格」は前々から読んでみたいと思ってはいたのですが,優先度が低く読まずにいること数年.先月実家の部屋を片付けているときに出てきたので,「これを機に」と読むことに.
「人間失格」とはなんて衝撃的なタイトル.例によって昼食中にひたすら読んでいたのですが,昼休みに息抜きに読む本でもないなぁと思いました.でも「重い話」というわけでもないんだけど.
周囲の人間を不快にさせないように.人間不信という本心を悟られぬように.自分のことだけを考えてたわけではなく寧ろ逆.欲望のままに生きたわけではない.なのに行き着いた先は人間失格なのか.うーん,表現が的確でない気がする.また少ししたら読み直したいなぁ.そして彼の作品をもっと読みたいと思いました.次は「斜陽」かな.一箇所引用.

(それは、世間がゆるさない)
(世間じゃない、あなたが、ゆるさないのでしょう?)

確かにそうであることがほとんどな気がする.「日本人の“みんな”は3人以上」とどこで聞いたか忘れましたが,それに近いものを感じた.それとはちょっと違うか?

そうして、世間というものは、個人ではなかろうかと思いはじめてから、
自分は、いままでよりは多少、自分の意思で動く事が出来るようになりました。

「世間」という言葉に惑わされて,言われたこと全てを認める必要は全くない.ちゃんと自分の判断で,自分の意思で動かないといけないのだな.

朝晩冷えるようになってきました.そろそろ長袖に切り替えるかなぁ.まだ早いかなぁ.
それにしてもここ数日本当に月がキレイ.つい見惚れてしまう帰り道.

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