- ドリアン・ウィルソン&都響@サントリー 14:00play
- モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」
- ハチャトゥリャン:フルート協奏曲 (Fl. クレモン・デュフー)
- レスピーギ:バレエ組曲「シバの女王、ベルキス」
引っ越す直前にも行ったので僅か1ヶ月振り.
久々の電車で疲れたのか開演前に軽い眠気.この状態でモーツァルト聴いたら寝るな…と思ったら案の定 なので一言だけ.Violin と Oboe がちょっと気になりました(悪い意味で).うーん,都響はそんなに下手なイメージなかったんですが.
まぁ,私の中で本日メインはフルート協奏曲.っても,ヴァイオリン協奏曲の編曲版なんですが.とはいえ,かのランパルがハチャトゥリャンにフルート協奏曲の作曲を依頼したところ,逆にヴァイオリン協奏曲を編曲するよう提案されたとか….酷い話だなぁと聴く度に思うのは私がフルート吹きだからでしょうか.作ってくれたら良かったのに.
クレモン・デュフーは初めて聴きましたが,素敵な演奏でした.ものすごい美しい音色でした.あぁ言葉にするとなんて陳腐.この人のモーツァルトとか聴きたいなぁ….帰りにタワレコ寄ってCD探そうかな?でも若い人だからまだ出してないかな?とか思いながら聴いてました.
最後はレスピーギ.今まで聴いたことなかった曲.こうやって新しい曲に出会えるのも演奏会の魅力.特別好きな作曲家でもないと,なかなか知らない曲のCDを買おうという気にはなれませんから.ローマ三部作と同じ作曲家と思うと納得,という感じの曲でした.バレエ曲は聴きやすいものが多いと思う.元々ストーリィがついてるから情景も浮かびやすいし.これもちょっとCD欲しいな.と思いつつ.
良い演奏家と良い曲に出会えて,満足な演奏会でした.
帰りタワレコ寄ろうかと思いましたが,思い止まりました.よく耐えたなぁ.まぁ,サントリーから渋谷に寄るのが面倒になってしまっただけですが.
長々と書いてしまいましたが,もう少し.一冊読了.
これまた普段ほとんど読まないジャンルの本に手を出してみました.本屋で見掛けてぱらぱら数ページ読んだら面白そうだったので.文章を書く,論文をまとめる,といったときの心構えとかプロセスとか.内容は文系ではあるけど,理系な文章を書く私にも色んなことを教えてくれた本でした.これが自分が産まれる前の本とはねぇ(’83年春).正直途中飽きて読み飛ばしてしまったとこもあるけど,色々学ばせてもらいました.