3冊同時進行だとそういうこともある．昨晩でスカイ・クロラが読了．ついにあと1冊となってしまいました．もう1冊の「暗号解読〈下〉」も明日で読み終わるでしょう．なんせもう訳者あとがきですから．
スカイ・クロラシリーズは時系列で刊行してません．最初読んだときは出た順に読みました．今回(2回目)は時系列．前はこの本から読んだのに，今回はこの本を最後に読んでるから，一番間が開いている．2年半振りです．
前読んだときは，とにかくとっつきにくく，わけがわからなかったのを覚えています．でも最後まで読んだら何となく惹かれて続編も読んでって今に至る．なので話はほとんど覚えてませんでした．ただ映画を観たのは3ヶ月前ですから，そちらの記憶は鮮明．映画の場面を思い起こしながら読んでました．かなり原作に忠実だったんですねぇ．この本の前に5冊読んでると，やっぱり世界に入りやすい．
地名が今まで出て来なかったことに指摘されるまで気付かなかった．そもそも名前というものの重要性が無いんだな．そういう趣旨の記述が多い．この作品から言われるとそうだなと思う．他にも色んなものに対する概念が普通と違う(と言う前に普通であることの定義をしないといけないですが)．どこまでも純粋な世界．
この独特の純粋な世界が全面に出てるのが，時系列で最後の2冊な木がする．「Cradle the Sky」が一番好きなのはそのせいかな(最後から2冊目)．The Sky Crawlers は色んな説明が多いから，自分の中で納得できてくる．
長々と書いてしまった．
今度はまた刊行順で…と3回目に突入したくなります．読めば読む程好きです，スカイ・クロラ．でもその前に「スカイ・イクリプス」を．今日届いたので今夜から読む予定．