ANGELS & DEMONS

天使と悪魔 (上) (角川文庫) 天使と悪魔 (中) (角川文庫) 天使と悪魔 (下) (角川文庫)
三冊組でしかも間に出張やら旅行やらが入ったため,全部読むのに約1ヶ月かけてしまいました.でも家でうっかり開いていたら,おそらく最後まで一気に読んでしまえそうな気がします.特に下巻は夢中で読みましたね(土曜日に読んだので時間の制約が少なかったし).下巻最初の方のカメルレンゴの演説はすごく考えさせられる.なんだかもうよく分からなくなってくるくらいに考えさせられる.
でも「科学は感嘆すべきもののない世界にわたくしたちを置き去りにしました。夕日はただの波長と周波数に成り果てました。宇宙が…」という下り,例え理屈を知っていても,息を飲むほどに美しい夕日はやっぱり美しいと思う.理屈があろうとなかろうと,美しいものは美しい.感動するときはする.頭の片隅で「ただ…なだけなのに」とか思ってても,涙は出てくる.

とりあえず最後にこれだけ.
「ダ・ヴィンチ・コード」より断然面白い.と思います.

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