千秋楽

40日前に始まった「日露友好ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト」がいよいよ今日で終わり.なんだかもう一気に2007年の終わりを感じます.

  • 新日本フィルハーモニー交響楽団/井上道義@日比谷公会堂 15:00play
    • ショスタコーヴィチ:交響曲第8番
    • ショスタコーヴィチ:交響曲第15番

プロジェクトの前半はどうなることかと思いましたが,後半は良い演奏が多く最終日の今日はかなり期待して行きました.が,期待した程ではなかったかも.でも「これで最後!」という感動を味わうには十分.

新日本フィルてとっても上手なイメージだったのですが…うーん
ショスタコーヴィチの交響曲の要である(と勝手に思っている)のはスネアとピッコロ.名フィルは演奏良かったのにスネアの聴かせどころが微妙だったのですが…今日のスネアは素敵でした.打楽器は正直よくわからないのですが,良かった.が,ピッコロが…確かに難しいピッコロソロの多いショスタコーヴィチの交響曲の中でも特に8番15番は難易度高いと思いますが(特に8番),頼むよーって感じです.他にもTpとかHrとか.
でもFgの音色が色っぽくて痺れました.

近くに座っていた人が結構な毒舌で,その会話が聴こえてきてげんなりでした.いや,確かに言っている通りだけど.前々回の4番と比較すると聴き劣りしてしまうけど(どうやらその人は4番聴きにいったようでした).
更に別の近くに座っている人が「ショスタコーヴィチは難しいね.好きな人は好きなんだろうけど…」と言ってるのが聴こえたり.文字にすると伝わりませんが「こんなの好きなの?」という口調で「ショスタコ好きが多いと思われるこの会場でそれを言わなくても」と思いました.
周囲の人の会話って結構聴こえてくるものだから,自分も言動には気をつけようと思った.最近は批判する場合は会場離れてからするようにしています.

そうそう,このCD化するみたいです!全曲セット,だろうね.楽しみだ.
しかし,例えば1番から順に聴いたとして,素晴しき4番を聴いて,その後に5番聴いたら悲しくなるだろうなぁ.まぁいいか,そんなん.楽しみ楽しみ.

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