1905年,1917年

平日の日比谷は初めてです.今日の公演は実はプロジェクトの中でも一番楽しみにしていた公演.

  • 名古屋フィルハーモニー交響楽団/井上道義@日比谷公会堂 19:00play
    • ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」
    • ショスタコーヴィチ:交響曲第12番「1912年」

この世で一番カッコイイ曲はショスタコーヴィチの11番だと信じて疑わない私ですが,この曲にハマったのは実は約3年前(2005年2月)に井上氏指揮&新日本フィルの演奏を聴いたのがきっかけ.なので指揮者が彼な時点で既に楽しみで,しかも前々から聴いてみたいと思っていた名フィルの演奏で尚更楽しみ.良い演奏でした.欲を言えば(言うなという話だが),スネアがあと一歩.隣の人が寝ていたのですが,マシンガンスネアにびびって起きる様がかなり面白かったです.打楽器が異常に(アンバランスなくらい)大きく聴こえて,非常に心臓に悪い演奏でした.でもこういうの好きだからいいんです.

休憩挟んで恒例のトーク.
「絶対12番なんか無理ですから」と言われる井上氏.彼も「11番と12番一緒にやるなんて世界中でもない」「カケです」とおっしゃってました.全くです.

でも12番も良かった.11番はオケがだんだん乗ってきている感じがしていたので,体力の心配はしつつも12番は期待して聴きました.12番は駄作だとよく言われるけど何故なのでしょうね.東工大オケ的には人気曲なのに.身体中が震えてしまった.

本当に回を追う毎に演奏が良くなっている気がする.次回は最後8番と15番,オケは新日本フィル.すっごくすっごく楽しみですが,これで最後と思うと物凄く寂しいです.また来年もやってくれないかなぁ.
という願いを込めて,次回は8回分のカンパをしようかなと思います.

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