live版

ベートーヴェン:交響曲第9番熱い演奏が好きな私にはlive版はぴったりかもしれない…と思ったのはクライバーのベト7を聴いたときだったか。
で、昨日の日記で書いたCDと一緒に買ったのはこちらの第九。この時期にこの第九とは季節外れもいいとこですが…1989年のクリスマスの日にベルリンの壁崩壊を記念して行われた演奏会のライブ録音。オケは5カ国合同で、歌詞はFreudeがFreiheitに歌い変えられて。
この背景を知ってから聴いて感動しないはずがないけど、例えそうと知らずに聴いても泣ける。(たぶんね)
今朝はこれをBGMに読書しつつの登校だったのですが、とてもミステリーなんか読んでると思えない様子だったことでしょう(笑)。これ生で聴いてみたかったなぁ…当時6歳じゃ不可能ですが…。
昼間も研究室で聴いて泣きそうになってたのはナイショです。

完璧で美しい演奏ではないです。もちろん。でも素敵で感動的な演奏。
速さが全てではないとはいえ遅い演奏は基本的にはあまり好きでないです。でもこの演奏は別だと思った。遅いのに良いと思ったのは初めてかもしれません (…っと、これはさすがに言い過ぎですが)。4楽章のテナーソロ、こういう歌い方を聴いたのは初めてでなんか新鮮。

あぁ、演奏会行きたくなってきたな…。

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