半落ち – 横山秀夫

半落ち

誰かに「映画良かった」という話を聞いた気がして、本屋で見かけたときに何となく買ってしまいました。
語り手が、刑事→検事→記者→弁護士→裁判官→刑務官、と変わっていくのが良いです。こういうの好きかも。そういえば「プラスティック」もそんな感じで面白かった。語り手の変わり目が良いアクセントになるというか。
前に語り手として出てきた人物が、後の賞ではそうでなくなってるワケで。それが面白いと思うのです。違う視点から見れるのが。
最後がほんのり泣けました。一番最後の最後が本当に良いです。「日本中が震えたベストセラー」と帯にありますが、震えるのはラストシーンだけかも。そんなことはないかしら。
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