THE BEATLES – EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years

20161004_eight-days-a-week9日前に行ったル・シネマにまた行ってきました。

ビートルズ聴いて育ったので、彼らの曲はどれ聴いても心地良い。好きなアーティストは他にもいるけど、誰とも違う安定感があります。曲はもちろん大好きで、でも曲聴いたことしかなく、他のことは全然知らない。名前と顔、名前と声も一致しないくらい。なので、予告で知って俄然観たくなって、見てきました。

今までCDでしか知らなかったので、演奏している姿をみただけでなんか感激してしまったり。話してるのをみて「歌声でしか知らない声で話してる」と不思議な気分になったり。大興奮の2時間半でした。もう1回観に行きたくなるくらい、楽しかった。
一曲演奏が終わると、4人で礼してたのが印象的でした。すごい良いですね、これ。

20曲は出てこなかったと思いますが、2,3曲知らない曲があったので、彼らが発表した曲の1割くらいは知らない曲があるもよう。あと時系列で聴いたのは初めてだったので「あぁ、これは初期の曲だったんだ」とか「私が好きな曲は後ろの方(ライヴやめてから)の曲が多そうかも」とかいう発見があって楽しめました。

ニューヨークのシェイ・スタジアムでのライブ映像が最後に30分。本編のインタビューでリンゴが「音が全然聴こえなかったから、前に歌ってる3人の動きを見て適当に合わせてた」と言ってましたが、その割に信じられないくらい音当ってるのが凄い。途中間違えてたりしてるとこはあったけど。すごいなぁ。
しかし、それより叫んでばかりいるファンには驚くばかり。
数ヶ月前に来日50周年のテレビ特番か何かで、ビートルズ来日時の熱狂っぷりを観て唖然としたので、「想像を絶する人気だった」というのは知ってはいたのですが、当時の映像を観てもう驚くばかり…。とんでもないグループだったんだなぁ、と改めて。

しかしファンのコたちが音楽聴いてないのは明らかで、スタジオで音楽作るのが一番楽しいと言っていたのにも納得。
本当に可哀想。ライヴやめたのは正解だったと思う。
なんか、そんな大騒ぎなんて知らずにビートルズの曲をただ聴いて楽しんでこれて良かったなと思いました。たぶん天邪鬼な私のことだから、ビートルズがリアルタイムで活躍してたときに彼らの音楽聴いても好きになれなかったような気がするのです。

そう、4人の関係はとっても良かったんだな、という印象だったので(もちろんそういう風に作ってるんでしょうけど)、帰りにWikipediaとかで解散間際以降の話をみたら、なんか複雑な心境になってしまった。最後のアップル社の屋上の公開ライブの映像が出てきますが、それも後でエピソード読んで「あぁ、そんな状況になっちゃったのか…」としんみり。

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