テミルカーノフ&サンクトペテルブルグフィル2日目

火曜日に引き続きサントリーへ。楽しみに楽しみにしていたレニングラード。

  • ユーリ・テミルカーノフ&サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団 19:00play@サントリー
    • ショスタコーヴィチ:交響曲第7番 ハ長調 op.60 「レニングラード」

聴いていたら自然と「戦火のシンフォニー: レニングラード封鎖345日目の真実」の様々なエピソードを思い出してしまって、しみじみ。舞台いっぱいに並ぶ金管楽器を見て、改めて「戦時中にレニングラードのために書いた曲がなんでこんな大編成?」と思わずにいられない…。

ところで、1楽章の展開部がボレロと同じ構成だということに今更気付きました。Wikipediaにも、

静けさを小太鼓のリズムが打ち破って、「戦争の主題」に置き換えられた展開部に突入する。この展開部はモーリス・ラヴェルの『ボレロ』に影響を受けたといわれ、「戦争の主題」が小太鼓のリズムにのって楽器を変えながら12回繰り返される

と書いてありますし、有名な話なんでしょうね。スネアの次はフルートの弱音で、だんだんクレッシェンドして、最後は大音量でスネア2台で。
有名な話なんだろうけど、演奏会中にふと気付いて興奮してしまいました。なんという今更。

レニングラードは3楽章の弦が本当に好きで。いっつも泣きそうになります。今日ももちろん。

フルートは火曜日と同じ方でした。今日も素敵だった。あぁいう風に吹いたら気持ち良いだろうなぁ…。2ndも音量出てて聴いていて気持ち良い。もちろんピッコロも。あとはやっぱり、ファゴット、金管。
歴史的名演!というほどではありませんでしたが、でも大好きなサンクトペルブルグ・フィルの生音が聴けて大満喫の夜でした。
やっぱり私はこのオケの音が好きなんだ、と再確認。
そして次はケチらず、ちゃんとC席以上の席を買おうと決心したのでした。次はLAかRAで聴こう。

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