北の旅5日目~利尻島2

予報通り曇り。夕方から雨が降るかもとか、降らないかも、とかそんな予報。

午前中は宗谷バスのバスツアーへ。バスツアーなんて初体験。ダブルデッカーも初めてかもしれない。そんなことはない?

  • 9:10 鴛泊港出発
  • 9:25-9:55 姫沼
  • 姫沼展望台、ラナウド・マクドナルド記念碑、野塚展望台
  • 10:20-10:45 利尻島郷土資料館
  • 10:50-11:15 オタトマリ沼
  • 11:30-11:55 仙法志御崎公園
  • 寝熊の岩、人面岩
  • 12時半頃 沓形バスターミナルで下車

だいたいこんな感じ。本当はぐるっと一周して鴛泊港に戻るコースですが、午後の予定の都合上、沓形で降ろしてもらいました。幸い沓形~鴛泊の間はほとんど観光スポットはなかったのです。
バスツアーというのは初めて経験しましたが、思ったよりもゆっくり見れるものなのですね。想像よりもずっと楽しめました。
姫沼 オタトマリ沼 仙法志御崎公園のアザラシ(こんぶ)
雨は降らなかっただけでも感謝ですが、ずっと曇り空で景色はイマイチといえばイマイチ…でも姫沼はとっても良かった。沼に木々の緑が映っているのがとても綺麗でした。
白い恋人のパッケージの景色が観れるオタトマリ沼では、当然利尻山は見えず。帆立のバター焼きなどいただきました。他にもお寿司屋さんがあったり、お土産物屋さんがあったり。
仙法志御崎公園のアザラシのこんぶちゃん、かわいかった。まだ1歳とのこと。でもずっとこの広いいけすで独りぼっちなのは可哀想な気も。色んな人が餌やりに来てくれるから寂しくないのかな。どうなんでしょう。

午後はうに採り体験とお土産昆布作り体験を目指して神居海岸パークへ。沓形BTから徒歩30分ほど。着いたらプレハブの建物がぽつんと建ってて。
…あれ? なんか想像と違う?? 大丈夫なのかしら、ここ…。
と、ちょっぴり不安に。シーズンでなく他にお客さんいなくて閑散としていたのがまた不安をあおる。
でも、それもちょっとの間で、実際に体験が始まるとそんな不安も吹き飛んだのでした。通常どちらも30分程度の所要時間と聞いてましたが倍くらいかけたじゃないかな。ゆっくりじっくり。
まずはうに採り。1人2個です。岸にとめてある舟に乗って、上からの目視+箱眼鏡でウニを見付けて、網を使って採る。ウニは予め漁師さんが採ってきたウニを再度舟の周囲に放しているそう。ウニも捕まるまいと必死ですから…取るのはとても大変。1匹目はスタッフの方に引き剥がしてもらって、網ですくっただけ。2匹目はかぎ針みたいなのを使って引き剥がすのに挑戦。取れそう、取れない、…なんて試行錯誤してたら近くに転がってるウニを発見。たぶん自分で剥がしたわけではないはずですが…これをすくって2匹目捕獲。ウニ持って記念撮影などしました。ウニって持っても痛くないんですね。ちょっとくすぐったかったけど。

自分で採ったウニを食べる!軍艦巻きにもしてみる
採った後は殻を割って、歯(初めて見た!)を取り除いて、身をはがして。潮水にさらしながら、殻と消化器官を取り除く作業。消化器官を取り除くのは結構大変。食べても問題ないので今回はそんなに神経質に取りませんでしたが、売り物はそういうわけにいかないですからね…。
そして最後に食べる、と。生ウニはあまり好きでないことが今回の旅行でわかってきた私ですが、この生ウニはとっても美味しく食べれました。軍艦巻きの台も100円で売ってたので軍艦巻きも。これも美味しかった!

お次はお土産昆布作り。昆布作り体験って何やるの?と不思議に思っていたのですが、1枚の利尻昆布(養殖2等級)から、花折り昆布、おしゃぶり昆布、だしパック、を作るというものでした。その前に昆布に関する解説スライドもあり、なんだか夏休みの子供の自由研究にぴったりそうな内容。
昆布をパクつきながら、昆布製品3つ。パッケージの製造者欄に自分の名前を書くというニクい演出もあって、お土産を持ち帰れて、こちらもなかなか楽しめました。

というわけで天気はあまり良くなかったけど、1日で存分に利尻島を満喫しました。
今日の夕飯はうに尽くしではありませんが、生うにはまた登場。他に、たらば蟹、キタアカリを使った饅頭、お造り、帆立のバター焼きなどなど、様々な海の幸を楽しめました。
すっかり疲れてこの日も早々に就寝。

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