木五本番

でした。今までは自分たちの音がすぐ返ってくる狭めの部屋で練習していたので、他の人の音も自分の音も非常に聴きずらくて焦ったリハ。オケのステリハは「やっぱホール気持ち良い!」と感じたことはあっても焦ったことはなかったのですが。アンサンブルは人数が少ないだけに影響大きいのでしょうか。それともホールの特性でしょうか。

前回の本番はもう緊張しまくって、緊張してる自分にますます焦って…の悪循環でしたが、今日は自覚するほど緊張することなく比較的落ち着いて吹けました。最初の方は楽しむ余裕もあったかな。休みの小節で目の前の人たちの顔観察したり。
ただ、1楽章でいきなり落ちたり(今まで落ちたことないようなところ)、2楽章序盤はラの♭を落としまったり、やはり緊張はしていたようです。そういう細かいミスで動揺してきたのとエネルギー切れとで3楽章はちょっと不本意な出来でした。一番練習したところをことごとく失敗してしまったのは悔しかった。けど、「一番練習したところ」ってつまりは「一番成功率が低かったところ」なので、そう考えると単なる実力不足ですね。本番の割に調子もさほど良くなくて、後ろに行けば行くほど音が鳴らなくなっていましたが、まぁ、それも含めて今の自分の実力かな、と納得できるくらいの出来でした。今回は及第点でしょう。
アンサンブル全体としても、まぁ色々事故がありましたが、1ヶ月前の絶望感を思えば「何とか間に合った」といえる程度の出来にはなったので良かったです。本番も概ね練習通り吹けたのではないかと思う。前日練習でやっと形になって、楽しめるようになってきたところで終わりになってしまったのは残念ではありましたが。

久し振りに木五に取り組んで、こんなに長い間木五に取り組むのは初めてで、本当に良い経験になりました。こんなに得ることのあった本番ってそうないんじゃないかしら。全部書くといっぱいになってしまうので詳細は後日書く(のか?)として箇条書きで

  • フルート(ピッコロも)という趣味を今後ずっと続けていきたいと思えるようになったこと。
  • 自分の音の方向性と自分の楽器のこと。
  • アンサンブルの演奏の仕方。楽しみ方。

だいたいこんなところだろうか…。1個目は大きいかなぁ。将来ランニングという趣味を続けている自分は見えても、楽器という趣味を続けている自分は全く見えなかったのです。それが変わったからこそ、後の2つについても考えるようになったわけで。近い内に思ってることまとめよう。自分の考えを整理するために。

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