triple concerto

数年振りにN響のシーズン会員に。本日第1回目。

  • ロジャー・ノリントン&NHK交響楽団 18:00play@NHKホール
    • ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」序曲
    • ベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリン、チェロとオーケストラのための協奏曲
      (pf. マルティン・ヘルムヒェン / Vn. ヴェロニカ・エーベルレ / Vc. 石坂団十郎)
    • ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」

大好きな英雄目当てと思いきや、実は三重協奏曲めあて。演奏機会の少ないこの曲をN響がやるというのだから、そりゃ行きます。NHKホールなのは残念だけど、Bプロだったらチケットすら取れなかったと思われるので贅沢は言わない。
大好きな曲を生で初めて聴く瞬間のこの感動といったらありません。曲が始まったその瞬間に泣きそうになってしまったりする。解説読むまで気付いてなかったけど、この曲ってどの楽章もソロはチェロから始まるんですね。チェロが入った瞬間もまた興奮。チェロもヴァイオリンもピアノも素敵で、至福のときを過ごしました。特にチェロが素敵だった。

メインの英雄は、なんと木管フル倍管。弦は88654?とかすごい大編成で。迫力満点の演奏でした。強過ぎるくらいのアクセントに、すぱすぱ切った滑舌良い演奏は中々面白かったですが、これを2楽章でやられるたのは閉口しました。美しい旋律が台無しです。テンポ速めでどこが葬送行進曲なのかと。3楽章はトリオのホルンソリは、1音目の和音が素晴らしかった。
4楽章のフルートソロ、神田さんの音色に聴き惚れちゃいました。

終演後はサークルの1個下のコたちの飲み会に二次会から混ぜていただきました。久し振りに話した人も多くって、図々しくも楽しませてもらいました。昔みたいにオケの話をするんでなく、仕事の様子なんか聞くのも面白い。

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