手紙 – 東野圭吾

手紙

やっぱり,東野圭吾を読んでしまうのね…という気もしますが.来月から映画公開だって聞いてると「公開前に読まなきゃ」と思ってしまう.別に映画観に行くわけでもない…というかむしろ絶対行かないのですが,なんででしょうね.
殺人犯の弟となってしまった彼のお話.赤川次郎の杉原爽香シリーズを彷彿とさせます.杉原爽香の恋人はシリーズの途中で殺人を犯し,服役し,出てた後で彼女と結婚するのです.殺人を犯した背景も,周囲の人間関係も,性格も,2つの話は全然違うけど,やっぱり比べてしまう.
対照的です.一見境遇は似ているのに,話の雰囲気は全然違う.
話中に出てくる,社長の言葉は深いですね.「差別があるのは当然だ」というハッキリ言い切った彼のセリフは衝撃的だった.世の中そんなに理不尽なんだろうか.でもそう考えたときにその根拠として出てくる事柄はキレイゴトばかりかもしれない.確かに社長の言う事も尤もだ.でもそう納得したところで,差別される側の人間はどうすればいいんだろう.耐えるしかないのか.
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