分身 – 東野圭吾

分身

卒論提出日が5日後に迫ってます。本を読む時間なんてどこにあるのか…て、電車じゃ卒論書けないですから。いや、参考文献読むとかあるけどさ。通学中は息抜きと決めたのです。いつの日か。昔は教科書読んだりしてたなぁ。
前置きはさておき。
めちゃくちゃ面白かったです。この前読んだ「変身」も良かったけど、この本もかなり! これまた最後が良いですね。2人の主人公は性格的には反対方向ですが、どっちも好きです。双葉のが好きかな。
2人の主人公が交互に語り手になって、それぞれが別のアプローチで謎を解き明かす。読者には当然両方の様子が分かるわけで。「いやそれはね…」と語り手に伝えたくなりつつ、読むのです。楽しい。
医学とか生物学とか、そういう学問的な話がちょろちょろっと出るのが面白いです。前から何度も言ってるけど。森博嗣もそうだけど、理系出身の作家さんならではって気がします。こういうの大好き。あ、マイクル・クライトンもですね…なんて思い出したら読みたくなってきた。次は久々に彼の作品といきますか。でも買いに行かないとないから、次の次かな
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