エリシュカ&札響:ブラ1

年に1度のお楽しみ、札響の東京公演です。

  • ラドミル・エリシュカ&札幌交響楽団 19:00play@芸劇
    • メンデルスゾーン: 序曲「フィンガルの洞窟」op.26
    • シューベルト: 交響曲第5番 変ロ長調 D485
    • ブラームス: 交響曲第1番 ハ短調 op.68
      [encore] ドヴォルザーク: ユモレスク

「フィンガルの洞窟」は曲名しか知らない曲と思っていたのですが、聴いたら聴き覚えがある曲でしたね。たぶん演奏会では何度か聴いたことがあるのだと思う。とても良い音で先の曲目が楽しみになる。こういう序曲の演奏は良いですね。
シューベルトの5番は今度こそ知らない曲で、というか、シューベルトの曲自体、魔王と未完成、あとグレイトの触りくらいしか知らないので、「こんな爽やかな曲書く人だったのか!」などと驚いてしまいました。弦と木管、特に弦が良い音でうっとり。ブラ1がいよいよ楽しみになりつつ休憩へ。
喉が乾いたので高いジンジャエール(500円)を飲んでみたり。

さてブラ1。
弦と木管が良いですね。昔吹いた曲なのでどうしてもフルートばっかり聴いてしまいますが、tuttiから浮かび上がってくるフルートが本当に素敵(シューベルトもそんな感じだった)。2楽章なんか涙が出てきてしまいましたよ…。ブラ1は思い入れのある曲なのでその効果もあるかもしれませんが。
ただ、ことごとくホルン(たまにトランペット)が台無しにしていてそれが残念でした…。ここまで酷いのはなかなかない、音量も音色も。前半はそこまでホルン酷いと思わなかったのに何でメインだけこうなったのか。私のブラ1に対する評価が厳しいのか、何かトラブルがあったのか。それでも最初に立たされていて、でも私はさすがに拍手できないでいたのですが、したら近くの席のおじさんも拍手やめてて「あぁやっぱり」などと思ったのでした。
4楽章の妙なaccelもちょっと好みではありませんでしたが…まぁ、好みの問題の範囲。
トータルで考えたら素晴らしい演奏会でした。

お帰りは恒例のてんさい糖配布。
いつだったかスティックシュガーの年があったけど、スティックシュガー使わないので袋の方が嬉しい。

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