金曜日はノット東響のオペラ演奏会形式でしたが、今日はデュトワN響。
- ビゼー: 歌劇「カルメン」 (演奏会形式) 15:00play@NHKホール
- 指揮:シャルル・デュトワ
- カルメン:ケイト・アルドリッチ
- ドン・ホセ:マルセロ・プエンテ
- エスカミーリョ:イルデブランド・ダルカンジェロ
- ミカエラ:シルヴィア・シュヴァルツ
- スニーガ:長谷川 顯
- モラーレス:与那城 敬
- ダンカイロ:町 英和
- レメンダード:高橋 淳
- フラスキータ:平井香織
- メルセデス:山下牧子
- 合唱:新国立劇場合唱団
- 児童合唱:NHK東京児童合唱団
なんだか今年はオペラ演奏会形式が多いような…と思ったら4回目。N響2回、東響2回。オペラよりチケット価格がお手頃なのと、演奏に集中できるのが良いですね。もっと機会が増えるといいなぁ。
フルートは甲斐さん、中村さん。オーボエは茂木さん、和久井さん。ホルンは今井さん。
というわけで、ひいきの演奏者ではなかったのですが、良かったからいいです。今日のオーボエとっても良かったな!素敵でした。でもカルメンはやっぱりフルートですよね。3幕への間奏曲、ブレスの少なさに驚嘆…私が多過ぎるのか? 驚いたのはピアノの音量もですね。アルカラの竜騎兵のファゴット、2本であんなに小さくなるのか!とか。各所のピッコロもしかり。そうだよねぇ、ピアノはこれくらい小さくできないと…。
今まで児童合唱がかわいいと思ったことはあっても、上手だなぁ!と思ったことはあまりなかったのですが、上手でした。もちろん児童合唱ならではのかわいらしさもあったのですが、歌声綺麗だなとか、バランス良いなとか、雰囲気出てるなとか。
一昨日の東響は割と演出あったので、その点物足りなさはありましたが…でもカルメンの魅力、ホセの駄目男っぷり、ミカエラの健気さ、…良かった。やっぱりカルメンはこれくらい色気がないと!ホセはあんな素敵なミカエラを捨てるのだから魔性の女っぷりがないと白けちゃいます。それにしてもミカエラのアリアは泣けますね。あの旋律、歌声…なのに!なんだか咳多過ぎで残念でした。全体的に咳多かったけど、アリアなんかだと気になっちゃいます。
東響とどっちが良かったかと言えば、東響でしたが、でもカルメン堪能して満足。欲を言えばサントリーで聴きたかった。まぁ、しょうがない。