ノット&東響:コジ・ファン・トゥッテ

昨日は月曜のオペラシティに引き続き今週2度目の定時ダッシュ…でミューザ川崎へ。

  • モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」演奏会形式 18:30play@ミューザ川崎
    • 指揮、ハンマーフリューゲル:ジョナサン・ノット
    • 舞台監修、ドン・アルフォンソ:サー・トーマス・アレン
    • フィオルディリージ:ヴィクトリヤ・カミンスカイテ
    • ドラベッラ:マイテ・ボーモン
    • デスピーナ:ヴァレンティナ・ファルカス
    • フェルランド:アレック・シュレイダー
    • グリエルモ:マルクス・ウェルバ
    • 合唱:新国立劇場合唱団
    • 管弦楽:東京交響楽団

大好きなノット&東響で大好きなモーツァルトのオペラが聴ける!こんなチャンス逃せません。川崎なら18時半開演でもぎりぎり間に合う!というわけで、楽しみに楽しみにしてた公演。コジファントゥッテは序曲以外曲聴いたことありませんでしたが、序曲はこないだ吹いたばかりで馴染みある曲だし、モーツァルトのオペラなんだから絶対楽しいはず。
25分の休憩を挟んで前後半90分ずつ。終演は22:15頃だったか。金曜日で良かった。

…と時間だけ書くと長いって感じてしまうけど、実際聴いてると本当にあっという間の90分でした。すっごい楽しかった。フルート2人とも木管で、トランペットはナチュラル管で、もうそれだけでうきうき。ノットさんのハンマーフリューゲルもとても良かった。指揮もハンマーフリューゲルもでノットさんは立ったり座ったり忙しそうだったけど、とても楽しそうでそんなノットさん観るのも楽しかった。
携帯電話で写メったり、メール送ったり、そんなちょっと現代風演出もなかなか面白かった。(しかしスマフォではない)
しかしやはり、一番楽しんだのは重唱。二重唱から六重唱まで、「アリアは少なくて重唱が多い」とパンフに書いてあったけど重唱大好きな私にしては嬉しい歌劇でした。毎度思うけど重唱は字幕にするのが難しいですね。テレビだと各歌手の下に訳文表示すればいいけど、ホールだとそういうわけにいかないから。どれが誰のセリフか内容から判断しなければならず、そうなると予習必要だし、台詞の語尾も大事な情報になる。

合唱少人数(男女8人ずつ)なのにすごい声量!さすが普段からオペラの合唱やってる人たちは違いますね。
ソリスト陣ではデスピーナが良かったですね。歌はもちろん、色んな変装、動き、ほんとにかわいくて素敵でした。

とにかく、素晴しい3時間を過ごしました。
明後日の芸劇公演にも行きたいくらい。でも明後日はデュトワN響のカルメンです。こっちはこっちで楽しみ…♪


それにしても平日18時半開演とあってか、空席が結構あったのが残念でした。
そして22時10分という終演時間のせいか、途中退席もちらほら。これも残念。
歌劇は上演時間が長いからしょうがないですね。18時半から22時というのが妥協点としては良さそう、個人的には。
でも近くの席のおばさんたちは「終演がこんなに遅いんじゃお客さん少なくてもしょうがないわね」なんて言ってました…考え方は人それぞれ。
そして「私最後まで観なくていいわ。後半の途中で出ようかしら。ストーリーも知ってるし、大した話じゃないし。それでお茶して帰らない?」「そうね」と謎の会話を休憩中に展開し、後半始まって30分もしない内に出て行っちゃいました。歌劇で「ストーリー知ってるから」途中で帰るとか謎過ぎるし、お茶して遅くなるなら最後まで観た方がいいじゃん…と思いましたが、まぁ、考え方は人それぞれですからね…世の中色んな人がいるんだなぁ。

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