レポートに終われつつも東響の演奏会へ。
- ジョナサン・ノット&東京交響楽団 18:00play@サントリー
- ワーグナー: 楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕への前奏曲
- デュティーユ: チェロ協奏曲「遙かなる遠い国へ」 (Vc. ヨハネス・モーザー)
[encore] J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲第1番から「サラバンド」 - シューマン: 交響曲 第2番 ハ長調 作品61
「前プロがワグナー、メインがシュマ2」しか頭になかったのですが、直前にデュティーユのチェロコンの存在に気付く…これは…まぁ寝ちゃってもしょうがない(苦手)。
曲始まってすぐ、最上さんのオーボエが透明なのに気付く…なんだあれ?! 最初金属管に見えたのですがよく見ると透明じゃないか。そういえばそういうオーボエの話を以前聴いたことがあったようななかったような。後で人に聞いた情報 (マリゴ製) をもとにぐぐった結果、M2 60th Anniversary modelってやつなのかしら。
ワーグナーの演奏中ずっと透明オーボエに釘付け…結果、ワーグナーは全くといっていいほど頭に入らず。
続けてデュティーユのチェロコン。こちらは案の定ぐっすり。起きたらちょうど曲が終わるところで、とんでもなさそうなことを弾いてるのだけ聴きました。あとアンコールのバッハはしっかり。弱音がちょっと雑な印象を受けましたが、チェロの音がホール中に響き渡ってるのは綺麗でした。
メインのシュマ2。
冒頭のらっぱは大分残念でしたが、力強い演奏…ノットさんの気合の入りようが凄かった。ノットさんてあんなに声大きかったっけ?と思わずにいられない。席がRA席なのもあって毎回「結構声大きいんだな」と思うのですが、今日は更に。
前半はいまいち聴いた気がしませんでしたが、メインはしっかり堪能できて今日も満足。来週もノット東響です(コジ・ファン・トゥッテ)。楽しみ。