横山幸雄 ベートーヴェンピアノ協奏曲全曲演奏会

5年前の年末にあった横山さんのベートーヴェンの演奏会以来、「またピアコン全曲やってくれないかなぁ」と待ち侘びていたのです。ついにその日がやってきました!

  • 横山幸雄 ベートーヴェン ピアノ協奏曲全曲演奏会 14:00play@オペラシティ
    (オーケストラ:トリトン晴れた海のオーケストラ)

    • ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
    • ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19
    • ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
    • ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
    • ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調《皇帝》Op.73

しかもオーケストラは前から聴きに行きたいと思っていた、トリトン晴れた海のオーケストラ。これは行くしかない。シルバーウィークの真っ只中とあり、買うのをちょっと躊躇したのですが「行けなかったらそのとき考えよ」と買ってしまったのでした。行って大正解でした。
休憩は、2番の後に20分、3番の後に40分、4番の後に20分。終演は18:30予定でしたが、実際には18:40頃。

ベートーヴェンのピアコンはどれも馴染みがあるような気がしてましたが、1,2番は3,4,5番に比べるとちょっと馴染みが薄かった。1番の3楽章なんかよく覚えているのですが。でもその1番の2楽章、ピアノがあまりに美しくて一曲目にして涙。やっぱり横山さんの音色は良い。ピアノって同じ楽器を叩くだけなのに音色が変わるのが不思議。叩く「だけ」ではないということなのでしょうけど。
昨夜あまり寝れなかったこともあり2番終盤で少しうとうと…後半に向け、休憩中にアイスコーヒーを飲む。

休憩明けて3番、横山さんは真っ赤なシャツで登場してびっくり。ちょっと客席がわきましたね。
3番は一番好きな曲。ぐいぐい引き込まれました。どの曲もですがしっとり2楽章の美しさは涙が出るほど。3楽章も微妙な揺らし方がとてもとても好みで痺れました。マイクたくさんつるしてあったけど、CD出るのかな?わくわく。

連続で聴くと時代の流れを感じる。
特に4番を聴いたときに「あぁ、管楽器の存在感が一気に大きくなったな」と感じました。でも冒頭はいきなりピアノソロ。この始まり方もとっても好き。
あと、3楽章。チェロ(山本さん)のソロも素晴らしかったです。ピアコンなのに、しかもただのロングトーンなのに、すごい存在感。ロングトーンじゃないソロもとっても素敵でうっとりでした。でも今まで3番がこんなにチェロ活躍するって気付いてなかった。なんでだろ。

最後の皇帝。「4番の始まり方が好き」と書いた直後に言うのも何ですが、皇帝の派手な始まり方も良い。これは確かに当時としては革命的な曲だったんだろうなぁ、と思う。チャイコンの冒頭もあまりに常識破りで当時いろいろ言われたらしいけど、皇帝が既にあったんだから、そこまでではなかったのでは?という気もする。まぁ、チャイコンは完全に伴奏だから批判されちゃったのかな。
皇帝は1楽章だけでお腹いっぱいになっちゃう曲ですが、もっとずっと演奏を聴いていたくて、楽章終わるたびに終わりが近付くのが悲しかったり。こんなに長丁場の演奏会でもこんな思いになるんだな。

というわけで、大変満足な演奏会でした。
横山さんもトリトン晴海オケも素敵でした。横山さんのリサイタルとか、晴海のオケの演奏会とか、も行ってみたいなぁ。後者は来月末にあるけど練習か…。

そういえば、今日の演奏会は女性率が高かった。ピアノの演奏会っていうのはそういうものなのでしょうか。それとも横山さんファンは女性が多い? 演奏終わって総立ちになってた最前列、ずらっと女性で男性は1人だけ…普段なかなか見ない光景だったので印象に残りました。

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