芸劇ナイトタイム・パイプオルガンコンサート

大好きなN響のフルーティスト、神田さんがバッハを吹くと聞いて パイプオルガンのコンサートへ。19時半開演だと比較的ゆっくりごはん食べれて良いですね。

  • 東京芸術劇場ナイトタイム・パイプオルガンコンサート vol.13 19:30play@芸劇
    オルガン:新山恵理、フルート:神田寛明

    • F.クープラン:『修道院のためのミサ曲』より 「グラン・ジュによる奉献唱」
    • バッハ:フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV1031
    • J.アラン:幻想曲 第1番
    • J.アラン:フルートとオルガンのための3つの楽章
    • J.アラン:終課のミサのための後奏曲
    • F.マルタン:フルートとオルガンのための教会ソナタ
    • F.リスト:バッハの名による前奏曲とフーガ
    • [encore] バッハ:フルート・ソナタ ト短調 BWV1020 より 2楽章

何より楽しみにしていたのはバッハのフルートソナタ。オルガンの演奏会ですが、私は神田さんのフルート目当てで行ってましたから…。
神田さんのフルートは期待通り(期待以上!)素晴らしかったです。はっきりした音色の低音、派手過ぎない高音、素朴な木管の音色は本当に好みです。ひたすらうっとり。こういう音が出したいなぁ。木管フルート吹けば誰でもこんな音色が奏でられるわけではないだろうけど、木管でないと奏でられない音色はあるのではないかなぁ。
というわけでフルートは素晴らしかったのですが、オルガンが…滅多に弾かない曲だからでしょうか、間違いが目立ったのが残念でした…もう少しちゃんと練習して欲しかったなぁ。

J.アランは名前すら初めて聞いた作曲家。最近の人なのですね。オルガンの近代曲って初めて聴いたので、そういう意味では良い経験でした。でももう進んで聴きに行くことはないと思いますが。やっぱり近現代曲は苦手です。
次にオルガンの演奏会を聴きに行くときはバッハだけのとか行きたいです。

嬉しいことにアンコールでも神田さん登場。
実は芸劇には3つのオルガン(!)があるというお話をしながら、オルガンを回転させて、モダンオルガンからバロックオルガンへ。バロックオルガンは見慣れたオルガン。オーケストラの演奏会をするときは、反響板の関係(だったかな?)でバロックオルガンが前を向いているらしいです。
アンコールはゆっくりな曲だけあってオルガンもちゃんとしてて良かった。オルガンとフルートって意外にも音色がとっても合うんですね。発音原理が一緒という話を神田さんがしてたけど、だから相性良いのかしら。
いつか機会があったらオルガンと演奏してみたいものですが、そんな機会絶対ないだろうなぁ…。

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