ヒネモス定期演奏会

でした。

リハは10:15-12:45くらいまでたっぷり。リハの調子は上々。これなら本番もうまくいきそう…と思ったのですが、舞台がとても寒いという想定外の事態。そのせいなのか、前半はさっぱり調子が出ず。高音が当たらず各所で失敗…大きなミスはなかったのでギリギリ及第点かなとは思いますが心残りはいっぱい。そんな状態でもとにかく前半終わって安心したのか後半は比較的良かったです。団と演奏としてはとっても良かったと思う。全体的にはそんな感じ。
打上げは出ずに帰宅。というわけで、本番終わった日の夜にしては余裕があるので、1曲ずつ書いてみようかな。

  1. R. ジェイガー:ジュビラーテ (picc.)
    ピッコロソロのラストでなぜかテンパって音間違えてしまいました…。初っ端からミスってちょっと凹む。しかもこの曲のソロはある人に駄目出しされ、その次の練習で「良くなった」と言われていた曲。ちゃんと決めたかった。
  2. 田村文生:饗応夫人〜太宰治作「饗応夫人」のための音楽〜 (picc.)
    一箇所直前の練習でもリズムがわからず、リハでやっと出来た場所があったのですが、そこは成功(したはず)。でも単発の高音(High A, High Bはことごとく外してしまったのは残念無念。この単発の高音たちは決まるととても気持ち良くリハではうなくいってたのですが。
  3. 川崎美保:パルス・モーションII (picc.)
    冒頭小さく(mp)とリハで言われたのにうっかり大きく入ってしまったことにフレーズが終わる頃になって気付いた…何とも残念。でも大好きな曲なので吹いてて楽しくてたまらなかった。高音気持ち良く鳴らないのはこの曲も同じで…pで高音のロングトーンがあって苦労していたところ、大失敗でした。最近やっとコツが掴めてうまく吹けるようになってたのになぁ。
  4. 間宮芳生:ベリーを摘んだらダンスにしよう (picc.)
    初っ端にTpと吹く旋律、高音が鳴り響くと気持ち良いのですが、ちょっと不発気味。そして中間部の高音のソロ…これは「いつもの合奏と同程度」の出来かな。一人で吹くともっとずっとキレイに吹けるのにね。この辺はまだまだ修行が必要。
  5. 三善晃:吹奏楽のための「クロス・バイ マーチ」 (picc.)
    実は一番苦手な曲だったかもしれない。でも実はこれと言ってピッコロが目立つ場所もなく、安心して吹けました。
  6. A. リード:シンフォニック・プレリュード (3rd & picc.)
    この曲だけ持ち替え。最初の方にフェルマータした後Meno Mossoでのフルートとオーボエのアンサンブルがあり、「Fl 1st&2nd」と「Ob 1st & Fl 3rd」という組み合わせ。これステリハで「ゆっくり」と念押しされたのに、うっかり前へ前へ行くテンポで入ってしまった私…あぁ、なんでこんなことに…。これが前半で一番悔いが残った失敗かなぁ。周囲に迷惑をかけてしまったという意味でも。
  7. 大栗裕:吹奏楽のための「大阪俗謡による幻想曲」 (picc.)
    この曲までピッコロ。元々の乗り番案ではピッコロじゃなかったのに無理言って(?)ピッコロにしてもらいました。それだけに絶対失敗したくなかった曲 (ベリー〜もだけど)。休憩挟んだお陰かこの曲は前半とはうってかわって調子が良くなり、ソロは2ヶ所とも上出来でした。1曲でもそう思える曲があって良かった。
  8. 櫛田胅之扶:雲のコラージュ〈改訂版〉 (2nd Fl)
    速いパッセージがさっぱりできなかった(というか練習し始めたのが遅かった)のですが、本番前一週間でなんとかついてけるように。今日は曲に乗っていけることはできました。実はこの曲も結構好き。裏でClとFlが頑張っている間にTpが吹いている旋律が素敵。壮大な感じ。必死になりつつもTpの旋律楽しんでました。
  9. G. ホルスト:日本組曲 作品33 (2nd Fl)
    2nd Fl的にはこれと言って失敗する場所もない曲。2曲目でいつも崩れる所があってそこは要注意ポイントだなと思っていたのですが案の定そこ崩れました…。フルートは崩れた後に入るので「前で崩れても気にしない」と思っていたのですがなかなか難しい。でも取り戻せてたので良かったかな。
  10. 大栗裕:吹奏楽のための「神話」〜天の岩屋戸の物語による (2nd Fl)
    一箇所まさかの飛び出し。しかも一小節じゃなくて一拍。そんなことあるのか…5拍子なのに一瞬4拍子かと思ってしまったんだろうか。今まで飛び出したとこなかったところだし何が起きたのか謎です。緩徐部の低音のsoliは練習では一度もうまくいかず(Low Cisが出ない)、本番もまぁ似たりよったりの出来。でも音が鳴ってただけマシか…。そして本番が始まってから「低音は右手薬指のキーにキャップつければ解決するのでは?」と思い付いたのでした。気付くの遅いよ…。

だいぶ長くなりました。
今回の定期演奏会、飲み会のノリで安請け合いしてしまって、その後饗応夫人聴いて激しく後悔して、3月から強化練習期間に入ったら練習半分しか出れなくなって(練習が1日になるけどオケの練習があって午前中しか出れない)また後悔して、しかもさらう時間全然足りなくってまた後悔して、定演近付いてくると熱い人たちの熱がどんどん高まって後悔して。そんな感じでしたが、本番で演奏すると、何だかんだ言ってどの曲も割と好きになれたし、昨日や今日の合奏はとっても楽しめたし、これはこれで良かったんだなと思えました。終わりよければ全てよし?

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