今月は平均週2で演奏会。例年演奏会ピークは11月なのですが、今年は12月が一番多い。
- 外山雄三&日本フィルハーモニー交響楽団 19:00play@サントリー
- 外山雄三:交響詩《まつら》
- ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番《皇帝》 (pf.小山実稚恵)
- J.S.バッハ(ストコフスキー編曲):トッカータとフーガ
- J.S.バッハ(ストコフスキー編曲):カンタータ第208番よりアリア《羊は安らかに草を食み》
- J.S.バッハ(レスピーギ編曲):パッサカリアとフーガ ハ短調
いつも開演前に行ってるアークヒルズのSUBWAYが今日は何でか激混みで。すごいぎりぎりになってしまいました。間に合ったから良かったけど。
前プロの外山さんの曲、いかにも和風な曲で思いの外楽しめました。ただP席なせいか最後の方パーカッションばっかり聴こえてきてしまったのが残念でしたが…。途中のオーボエソロの裏のフルート、聴いてるだけで苦しくなってくるロングトーン…すごい。そしてその後はピッコロ3本ユニゾン? ユニゾンに聴こえないユニゾンなのか、不思議な和音なのか。でもそれが良い味出してました。御祭風の曲のピッコロは楽しい。
皇帝は小山さんの熱いピアノは素敵でしたが(それにしても腕の筋肉すごい)、オケが、というか指揮が好みじゃなかったっぽいです。ちょっと残念でした。小山さんて今までラフマニノフばっかり聴いてたのでベートーヴェンはちょっと新鮮。良かったです。
後半はバッハ。このオルガン曲のオケ編曲ってのは初めて聴きましたが…トッカータとフーガはひどいですねぇ。なんでオケ曲作っちゃったんだろうと思わずにいられない。そして3曲目ではオルガン曲のオケ編にオルガンが登場するという謎編成。もう全部オルガンでやればいいじゃん!なんて思ってました。まぁ、これも何ごとも経験ですね。帰ってからトッカータとフーガのオルガン版を聴いたのは言うまでもない(笑)。