四色問題

月曜日は走らないことが多いのですが、昨日走れなかったので今朝は走りました。外出ると少し涼しくて、走り出すと暑くなってきて汗かく…このくらいの時期が一番気持ち良い。そろそろ梅雨入りのようで気が重い。
夜は夜とて楽器を吹く。土曜夜のオケの練習までに「だったん人の踊り」をさらわないといけません。わかっちゃいたけど、速くて大変です。調号が少ないので目にはやさしいし、運指もそんなに無理はないので、さらって何とかなりそうは気はします。ただ速くて息継ぎする場所がない…!! これは何音か諦めるしかないですね。どうせ金管にかき消されるんだ。

四色問題 (新潮文庫)先週末読み終えました。数学史は久し振りな気がする。こんなの面白くないはずなくて、実際面白かった。四色問題がきちんと証明されたこと自体知らなかったし、勿論コンピュータを使って証明されたことすら知らず。だから尚更楽しめました。読む前はコンピュータを使った証明なんて受け入れられる気はしなかったけど、読み終えると受け入れられる気持ちになってきました。エレガントじゃないですけどね。アッペルさん自身も

「これはひどい数学だ。数学は、簡潔でエレガントであるべきなのに」と言う人がいた。
わたしもそれには同感だ。簡潔でエレガントな証明ができれば、それにこしたことはなかった。

と言ってるそうで、そんなこと聞くと尚更受け入れられずにいられない。それに見るからに簡潔な証明は難しそうな問題ではある。
ただもやもやするところはまだあって、不可避集合はこれで本当に全部なんだろうか?その証明は?などと思わずにいられないわけです。証明したアッペルさんとハーケンさんによる「四色地図問題の解」という著作が彼らのアプローチを最も明瞭に解説されたものとされているらしいのですが、この和訳が「別冊日経サイエンス172 数学は楽しい Part2」で読めるそうで。読んでみようかな。

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