待ちに待った都響&インバルのマーラー8番。マエストロ インバルのマーラー・ツィクルス、正直後半は買わないつもりだったのですが、8番がどうしても聴きたくて。万が一、一回券が出なくなったら困ると思って、セットで買ってしまったのでした。
- インバル&東京都交響楽団 15:00play@みなとみらい
- マーラー:交響曲第8番
- ソプラノ:澤畑恵美、大隅智佳子、森麻季
- メゾソプラノ:竹本節子、中島郁子
- テノール:福井敬
- バリトン:河野克典
- バス:久保和範
- 合唱:晋友会合唱団
- 児童合唱:東京少年少女合唱隊
- マーラー:交響曲第8番
いやー、もう素晴らしかった、の一言。長い曲なので正直寢てしまわないか不安だったのですが、心配無用でした(でもやっぱり心配で開演前に珈琲飲んだりした)。3階席センターの右端の席だったのですが、すぐ横にバンダ用譜面台が…もう開演前からワクワクです。実際バンダが鳴ったら、見事にバンダの音しか聴こえなくなってしまいましたが…まぁ、これもまた滅多にできない経験です。ちゃんとした演奏はCD買って聴こうかな。右側にTb、後ろにTpでした。たぶん反対側も同じ。森麻季さんのソプラノは、2階席LC?LD?あたりで歌ってました。真横からソリストが歌うのを見るのは初めて。あんなに全身使って歌ってるんですね。森麻季さん細いから尚更動きがよく見えたのかもしれない。
ソプラノ沢山いますが、大隅先生が一番良かったかなぁ。好みもあるかもしれませんが。今日も素敵でした。ソリスト全体だとテノール福井さんが断トツ。素晴らしかった。聴き惚れました。
「せっかく歌詞が手元にあるんだから、たまには歌詞追ってストーリィ追ってみよう」と歌詞を一生懸命見ていたのですが、さっぱりストーリーがわからず、結局最後の方は歌詞閉じちゃったのでした。やっぱり歌も1つの楽器として聴いてしまって、純粋に音楽を楽しむのが私には合っているようです。
フィナーレは思わず涙でした。バンダが鳴って益々感情高ぶって涙涙。ちょっとTpの音程が大変なことになってましたが、そんなん別にいいやって思えるくらい感動的なフィナーレでした。本当に良い演奏会だった。
と、もう大感動で、感動覚めぬままオケの練習へ…。朝楽器吹いたときは絶好調だったのですが、夜は音出し時間十分とれなかったせいか、いまいちな鳴りで不完全燃焼でした。残りの練習はあと3回。でも次回は出れず、その次は指揮者不在。実質あと1回てとこか…どうなることやら。ここのオケの本番はいつも不安だけど、今回はいつもに増して不安。