今年最初の日本フィルの定期演奏会。
- 井上道義&日本フィル
- サン=サーンス:『糸杉と月桂樹』から「月桂樹」
- ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 (Vc. タチアナ・ヴァシリエヴァ)
[encore] J.S.バッハ:無伴奏チェロ・ソナタ第1番から「プレリュード」 - サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」
井上道義さんの指揮見るのも久し振り。かっこ良いですなぁ。
前プロもメインもオルガンで楽しみにしていたのですが、まさかのオルガンがっかりで残念。オルガンて誰が引いてもあの素晴しい音色が出るものと思っていたのですが違ったんですね…それとも場所が悪かったのかしら…。前プロもメインもどちらもオルガンの包み込まれるような音色を堪能できず。
でも中プロのチェロは素晴らしく、アンコールのバッハも大変素敵でした。ヴァシリエヴァさんの奏でる音楽はとても好み。ソロリサイタルとかあったら是非行ってみたいと思いました。弦楽器の演奏会というのは結構未知の領域ですが…。
オルガン付きはオルガンでがっかりしつつも、井上さんの音楽とオケはとっても良く、特にフィナーレは完全に心を持ってかれました。色々気になるとこがあったとしても最後が良いと「今日の演奏会は素晴らしかった!」て思えてしまう。やはりラストは大事。