(株)アメリカ

(株)貧困大国アメリカ (岩波新書)寒かったり、寝坊したり、で今週は全然走れず今日やっと走りました。寒い寒いと思ってたけど、着込んだらそんなに寒くありませんでした。上は長袖2枚、下はランタイ+ジャージ、なら大丈夫そうです。来週はあんまり気温気にせず走ろう。限度はあろうが。

返却期限が迫っていて、TOEICそっちのけで慌てて必死で読んで読了しました。気に止めておきたいこと、思ったことは沢山ありましたが、適当に抜粋。

  • 大規模農場、大規模畜産の信じられないような過酷な環境。
  • 遺伝子組み換え作物はセットで使う除草剤が周囲の環境に悪影響を及ぼすこと、生産効率が良いのは最初だけで2,3年もすると農薬代がはね上がること、でもその頃にはGM種子以外の種子は市場から締め出されてGM種子を買い続けるしかなくなること。
  • 様々な理由をつけて発展途上国の農業を援助という名目の下どんどん遺伝子組み換え作物の大規模農場だらけにしていること。
  • 財政難に陥った自治体では教育など様々な公的サービスを民営化し、格差がどんどん広がっていること。
  • 企業献金の上限が撤廃され、「献金元である産業界の意向に反した途端、次の選挙では勝てなくなる」という現実。大統領も、議員も、スポンサーの言いなり。

とかとか。あんまりうまくまとめられないんですが。

遺伝子組み換え作物に関しては、今まで「品種改良の延長でしょう?何がそんなに問題なの?」くらいに思っていましたが、

通常、アトランティックサーモンは水温が低い冬の時期は成長ホルモンを分泌しない。そこで
大型キングサーモンの成長ホルモン遺伝子と、水温が低い深海に棲む海水魚の調節遺伝子が
組み合わされ、アトランティックサーモンの卵に注入された。この卵から生まれたGMサーモンは
成長ホルモンを一年中分泌し続け、通常の二倍の速さで成長する。

なんて例が紹介されていて…こんなことしてるんですね、遺伝子組み換えって。想像をこえていました。(これはまだ認可が下りてないそうですが…)
そして作物はセットでその作物が耐性をもつ除草剤をセットで売っていて。もしかして作物そのものより除草剤が問題なのかな?などと思いました。この辺りの解説はあまりなかったので、また詳しいことを調べたいところ。

大規模畜産では身動きがほとんど取れないくらいの狭い小屋で育てられてて。ストレスで自分や周囲を傷つけたりしないよう嘴は切ったりして。衛生状態良くないから放っておくと病気になっちゃうので抗生物質打ちまくって。

あぁ、企業に政治を乗っ取られる可能性ってあるんだな、と…。メディアも政治も多国籍企業のものになって、もう「株式会社アメリカ」状態ですね。民主党だろうが、共和党だろうが関係ない。色々恐しくなってきました。この流れを止めることができるんだろうか、と。
でもエピローグには、企業献金を一切受け取らない市長候補、市議候補を選出・支援し実際に当選した話など、ちょっと明るい話。良いエピローグでした。

実はこの本3部作の3冊目だそうで…機会があれば他2作も読んでみようかな?でもそれよりは他の人の本読んでみた方が良いような気も。

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