聴き納め

2013年ラスト演奏会は6年振りのベートーヴェン全曲連続演奏会。

  • ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2013 13:00play@東京文化会館
    • 指揮者:小林研一郎
    • 管弦楽:岩城宏之メモリアル・オーケストラ
      (コンサートマスター:篠崎史紀)
    • 独唱(第九):S.森麻季 / A.山下牧子 / T.錦織 健 / B. 青戸 知
    • 合唱(第九):武蔵野合唱団

指揮は6年前と同じコバケンさんです。開演時間は6年前より1時間早まったものの、スケジュールは概ね同じ。

  1. 第1番、第2番
  2. 休憩30分
  3. 第3番
  4. 三枝成彰さん(+Timp.植松さん)のお話 15分?
  5. 第4番
  6. 休憩60分
  7. 第5番、第6番
  8. 大休憩90分
  9. 第7番、第8番
  10. 三枝成彰さんと奏者のお話 30分?
  11. 休憩15分
  12. 第9番

終演予定は23:40とありましたが、20-30分押しで第九終わったら新年明けてました。
フルートは、N響の甲斐さん、都響の小池さん、読響の片爪さん。3番7番は小池さんが1st、他は全部甲斐さんが1stでした。ピッコロは5番9番が小池さん、6番が片爪さん。甲斐さんのフルート良いですね!今日1日ですっかり好きになってしまいました。やっぱりベートーヴェンのフルートは聴かせ所が多い。そして聴くと必ず吹きたくなってしまう。

前回の日記を見ると「1,2番以外はちゃんと聴けました」とあるのですが、果たして今回は…またしても1,2番は半分くらい寢てしまったのでした…。やっぱり馴染みのない曲は厳しいのか。1,2番て結構小編成で演奏されるイメージなのに今日は7プルで。すごいベートーヴェンらしい演奏でした。今まで「どっちかっていうとモーツァルトみたい」なんて思っていたので、寢てしまったとはいえ、これは非常に面白かったです。

一番良かったのは5番。ちょっぴり泣きそうになりました。
あとは当然のごとく9番、そして8番、7番、4番…てとこでしょうか。英雄はなんであんなことになってしまったのか…とんでも演奏でその後の休憩では夫と2人文句たらたらでした… とにかく引っぱれるところ全部しつこく引っ張って、2楽章もいつ終わるか心配になる遅さで、英雄好きなだけにがっかりでした。他が良かっただけにこの曲だけが残念だった。そういう意味では7番の3楽章もちょっとそんな感じで、勿体なかったです。2楽章の弦やフィナーレが素晴らしかっただけに。
そう、弦楽器はずっと全員出てるせいなのか、後半に行くに従ってどんどん良く鳴ってきたのが印象的でした。特に7番以降の低弦が人が増えたのか?と思うくらいの迫力。何があったのか…。

ライヴでは滅多に聴けないし、最近CDも聴いてないので久し振りだった8番。大好きな曲の1つですが、1楽章ってこんなに色んなメロディが絡みあってたんだなと気付かされた演奏でした。たぶんどの旋律も同じくらいの音量バランスな演奏だったからかな。とっても楽しかった。「8番知らない」という夫も非常に楽しんでいた様子。

4番の後の休憩でお腹空いてしまったので、大休憩の前に夕飯。上野駅不忍口目の前にある蕎麦屋さんで蕎麦を食べました。年越し蕎麦ですね。線路の真下なので振動と音は酷かったですが、蕎麦も天麩羅も美味しかった。天麩羅は衣たっぷりだったなぁ。
大休憩はPRONTOでお茶とおやつ。6番までの演奏を振り返ったり、乗り番表とメンバー紹介見て「あぁ、この人は○○のトップなんだー」とか見たりしてました。隣の席の人も聴きに行ってる人だったようで、ちょっと会話が気になったり。

大満足で客席出たら、ロビーコンサートしてました。なんと!アンケート書いている場合ではなかった。文化会館のロビーでのコンサートは初めて聴きましたが、ロビーなのに響き過ぎず、良い音響ですね。ロビーコンサートにはもってこいの場所でした。

帰りは山手線が遅れててどうなることかと思いましたが、結局ほとんど待ち惚けを喰らうことなく最寄駅の1駅手前まで帰れました。最寄駅までは電車動いてなかったので1駅歩き。寒くなくて良かった。
ベートーヴェン漬け。良い一日でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です