渋滞学

渋滞学 (新潮選書)だいぶ長くかかりましたが、ようやく読了。最近小説じゃない本が続いてます。渋滞といえば車の渋滞ですが、その話だけでなく、人の渋滞、アリの渋滞、インターネットの渋滞、電車やエレベータの待ち時間の話、などなどとにかく幅広い内容。しかしどれも簡単なモデルからシミュレーションできたりして、とっても面白い。
渋滞の話だけでなく、

実は止まっていた車の列の中を動ける状態がどんどん上流側に伝わってゆくときの速度は
いつでも大体時速20kmに名ることが知られている。つまり、毎秒約5.6mであり、車1台あ
たり制止時に前後のスペースも含めて平均8mの道路を占めていると考えると、多めに見積
もって車1台あたり約1.5秒かかることになる。

なんて雑学も面白い。

最後の章は少し渋滞から話が離れて、「工学と理学を両方勉強した、両方の精神がわかる新しい人材が必要なのだ。」というお話も。渋滞学という学問は正に工学と理学に跨がる分野で、それで筆者はこんなことを強く思っているのでしょう。とてもとても共感。違う分野の論文読むと、新しい糸口が見えてくるのはよくある話。自分の専門はもちろん、もっと幅広く興味もって貪欲に勉強しないとないといけない (or 勉強したい) と改めて思ったのでした。
とはいえ、研究内容が変わった今は、新しく専門とする分野の勉強が優先。

5年振りに歯医者へ。たぶん虫歯あるだろうなぁ…と思ったらやはり。4,5箇所あるようです。日記検索したら5年前に歯医者行ったときも4,5年振りだったようですが、そのときは2箇所で済んだらしい。今回は「親不知抜きましょう」なんて言われており、ちょっと長丁場になる予感。でも今残ってる親不知は今まで「抜きましょう」て話になったことないし、どうもこの歯医者さんは歯抜きたがる先生のようで…できれば回避しようと思ってます。どうなるやら。

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