GW前

国境事変 (中公文庫)今年度から新しいグループに移ることになり、昨年度までの仕事の引継ぎはほぼ終わったものの、新しいグループでのお仕事はまだ本格化してなくて宙ぶらりんな状態のまま連休へ突入。たまっていた論文誌のチェックしたり、特許考えてみたり、勉強したり、やることは色々あったのですが。

一昨日走った後からずっと足の裏が痛くて。しばらく座ってると痛くなくなるのですが、歩き出すとまた痛くなります。もちろん今朝のジョギングはお休み。自転車旅行でしばらく走れなくなるので明日は是非走っておきたかったのですが、この分では明日も無理そう。旅行から帰って来る頃には治ってると良いのですが…。レース3週間前というこの時期に走れないのは痛い。記録は見込めないかもしれない。

さておき、一昨日読み終えた誉田哲也さんの本。誉田さんの本読むのは4冊目。図書館に1冊だけあったこの本を読んでみました。在日朝鮮人の自殺、他殺という事件から始まる公安が主人公のお話。警察小説は何度も読んできたけど公安というのは初めて。在日の話、朝鮮の話、公安の話。知らな過ぎてどこまで本当でどこからフィクションなのかわからない私でした…。沢山の参考書籍から事実を元にした作品であると推察されますが「この作品はフィクションであり、登場する人物・団体等は実在するものとは一切関係ありません」の一言で、うーんと考え込んでしまう。まぁ、ちゃんとした事実が知りたいならそういう本を読みなさいという話か。
公安でありながら公安のあり方に疑問をもつ川尻さん、公安嫌いの東警部補を中心にストーリーが展開してく。中心はだいたい新宿ですが、途中ところどころで対馬の話、犯人サイド(?)の話が折り込まれ、少しずつ事件が語られてくさまが引き込まれます。面白かった。
読んだ後で知りましたが、東警部補は他の小説に出てきてた人だったのですね。ということは途中で回想してたあの事件はこちらの小説の話なのかしら? 読んでみようかな。

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