出口のない海

ここ最近スカイクロラシリーズばかり読んでたので、久し振りにそれ以外の長編小説。横山さんも大好きな作家さんですが、久し振りですね。そして戦時中が舞台になってる小説を読むのは(横山さん限らず)初めてかもしれない。今まで何となく手にとる気になれなくて。今回手にとったのも、本を買おうとふらりと本屋に入ったけど、選ぶほどの時間があんまなくて、横山さんの本でまだ読んでないやつってことで選んだのでした。人間魚雷「回天」に乗る野球青年のお話です。もう、ほんと、何度泣きそうになったことか。特攻隊隊員がどんな心境か推し量ることもできなかったけど、ほんの少しだけ、感じることができたような気がします。もちろん人によって思いは異なるのだろうし、本当のところだってわからないけれど。
回天に乗り込んだときの心境の描写など、身体中がぞくっとした。うまいよなぁ…。
横山さんはラストのじんわり感が好き。

次また横山さんの本買おうかしら。新しい作家さんを開拓したいと思いつつ、ついつい馴染んだ作家さんの本を手にとってしまう私でした。(あ、でもこないだ芥川賞の読んだけど)

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