芥川賞

迂闊にも朝ご飯炊いてそのまま家出てしまいました。ばたばたしてたからかなぁ。別に特別寝坊したわけでも、特別朝早く行く必要があったわけでも無いんですけど。しかし炊飯器放置は初めてだなぁ。

共喰い滅多に無いことその2。いま円城塔さんの芥川賞「道化師の蝶」を最近読み始めたのですが…挫折しそうです
演奏会があったお陰ですっかり書き忘れてましたが、先週の金曜日に田中慎弥さんの「共喰い」を読み終えたのです。表現がちょっとえぐくて途中で読むのやめそうになっちゃいましたが、最後まで読んで良かったです。クライマックスを読んでるとき、ちょうど聴いてたベートーヴェンの三重協奏曲(確か)もクライマックスを向かえ、なんだか泣きそうになっちゃったりしました。これは内容とは関係ないけど。思春期のどうしようもない主人公の感情が伝わってきて…なんて書いても全然良さは伝わらないので何も書かないどこう。とりあえず途中で出てきた「仁子さんが丼を持ってきた。飯の上に包丁で叩いた鰺と鰯、葱が盛られ、しょう油の香りがする」てのがたまらなく美味しそうでした。

で、話を戻しますが。
「共喰い」を読むのをやめようかと思ったのはエグい表現に耐えられなくなりそうだったからなのですが(今思えばやめるほどエグかないんですけど)、「道化師の蝶」はほんとワケわからなくて苦痛です…。通勤中とか隙間時間で読むようなお話じゃないのかなぁ。苦痛を感じてまで読書するのは信条に反する(?!)ので諦めようかと思った今朝でした。
週末実家に帰るからまた本借りて来よっかな。こんなことなら先週末借りて来れば良かった。

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