第九

第九   ベートーヴェン最大の交響曲の神話 (幻冬舎新書)年明けに第九の話題?と言われそうですが。第九についての本を読んだのです。これが面白くって面白くって。もう読んでる間中テンション上がりっ放し。電車で、会社で(休み時間)、お風呂で、ときにはニヤつきながら読んでました。帰省中に発注して3日の夜に帰って来て読み始めて、2日で読み切ってしまいました。夢中になって読んでしまった。

音楽史って前々から学んでみたいなと思ってたのですが、その思いが強くなった。今年は音楽史っぽい本を何冊か読んでみよう。
ワグナーが第九においてこんなに重大な役割を担っていたとは。リストが、メンデルスゾーンが、ベルリオーズが、第九をこんな場面で振っていたとは。フルトヴェングラーはなんて可哀想なんだろうとか。もういっぱい。
こんだけ色んな解釈をされ、色んな利用のされ方をした曲が第九以外にあったろうか。
第九にまつわるエピソードは本当にもうまさに神話。

In Berlin: Ode to Freedom第九ってこんなに凄い曲だったんだ。って改めて思いました。
第九聴きたくなっちゃうよね。それで←これ聴いた。私にとってドイツ統一は歴史上の出来事でどんだけ凄いことだったかって実感が無いんだけど、この本でこの演奏のエピソードを知って、それで改めて聴いたら泣けてきちゃった。

他の第九の演奏も何か今までと違って聴こえるから不思議。ほんと素晴しい曲。この本で出てきた他のCDも聴きたくなってしまいました。なんか第九のCDが増える予感です。
今年はモーツァルトの交響曲を買い漁ろうと思ってたんだけどな。(実は1枚も持ってない)

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