聴き比べ大会

好きな曲のCDは何枚も持ってたりしますが、あんまり聴き比べはやったことない。でも何だかカラヤンの新世界&モルダウなCDを3枚も貸していただいたので、せっかくなので聴く比べてみようと。
というか借りた手前返すときには何か感想を言いたいわけで。そうなるとこの3枚借りると聴き比べてみるしかないのです。同じ指揮者同じ曲の聴き比べってのはあまりやったことのない試みなので、ちょっと新鮮。なかなか楽しいです。しかし立て続けに聴いてるとわけわかんなくなります。
ちなみに聴いたのは、1964年BPO、1977年BPO、1985年VPO、の3枚。曲の組み合わせまで丸っきり同じって凄い。しかし昨日タワレコではC.クライバー&バイエルン放送響で同じ曲目の演奏違いが2,3枚あったような…まぁそういう世界ですものね。

さて新世界。借りたときに「1985年VPOが一番良い」なんて言われると、天邪鬼な私は敢えて違う曲をpick upしてみたくなるのですが、こんな先入観あると中々平等に聴けないのもまた事実。パッケージ見ずにランダムに聴いてくとかしてみたいなぁ。
感動的に素晴しい演奏というのは無かったけど、77年BPOの3,4楽章は割と好きだったな。しかし77年は1楽章がちょっととろくて残念な感じ。全体的に良いのは?と考えるとやはり85年VPOになるのかしら…。うーむ、難しい。しかし面白い。

聴き慣れた演奏と音量バランスが違うと、違う和音、響き、メロディーに聴こえて違う曲みたいに感じるときがある。それが楽しい。沢山の楽器が絡みあってるからこういうことが起こるんですね。クラシック音楽の醍醐味の1つかな。

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