新しいリズム

ターミナル・マン (ハヤカワ文庫NV)何日続いたら「身に付いた」と言えるのだろう.毎朝5時前に起きる生活はしっかり続いてます.たまに寝坊して5時半とかになりますが.許容範囲だろうという気がする.
ちょっと前まで昼食のお供は iPod touch だったのですが,ここ数日文庫本に変えてます.あんまり意味はない.ただ単に無線LANのアクセスポイントが結構嵩張るので,それなら文庫本持ってた方が良いなと思っただけ.お陰で本を読むスピードは上がりまして,一冊読了.ひさびさにマイクル・クライトン氏であります.先週末読む本がなくなって,古本屋で適当に買ってきたもの.やっぱり面白い!また明日買いに行こうかな.それとも他の作家さんにしようか.
精神病の発作で暴力を奮う患者にコンピュータを埋め込む話なのですが,これが1972年に書かれたものだとは.そして巻末に6頁にも渡る参考文献がある小説も珍しい気が.さすがだなぁと思う.一応紹介しますが,クライトン氏はジュラシックパークの原作者です.この参考文献の大半が専門書.それだけの内容,それだけのマニアックさ,それだけの面白さ.タイムラインディスクロージャー,と今まで読んで外れがない.
ただ,ターミナル・マンは派手さには欠けるかもしれないです.最後あっさりに感じたのは例によって,最後ものすごい勢いで読んでしまったせいだろうか.どうもクライマックスを堪能するという発想がない.次こそはといつも思うのに,クライマックスになると夢中になってしまって結局ものすごいスピードで読んでしまう.もう半ば諦めてます.

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