Haitink!

待ちに待ったハイティンク.

  • ハイティンク&シカゴ交響楽団 19:00play@サントリー
    • ハイドン:交響曲第101番「時計」
    • ブルックナー:交響曲第7番 (ノヴァーク版)

期待以上.大奮発して高いチケット買ったかいがあったというもの.もう言葉が出ません.ハイドンはViolinがいちいち色気あって素敵でした.Violinの音色に耳がいくのは私にとっては珍しい.こうやって私の寿命は縮んでいく.心臓がきゅんきゅんするのです.
しかし何と言ってもブルックナー.開始数十秒で泣きそうになってしまいました.弦や木管の美しさはもちろんですが,金管の迫力がすごい.厚い和音をあの音量で聴いたら,もう駄目です.身体中に響く.1楽章だけでも満足しそうになる.まだ2楽章,まだ3楽章,と思ってる内に4楽章で「あぁ,もう4楽章か」と.感覚が麻痺してきたのか,フィナーレ聴いてるときはなんだか今現実にいるのかわからなくなってきました.(寝てたとかじゃなくて,もちろん)
あぁ,これでフライング拍手さえなければ….空気読まないにもほどがある.非人間的.信じられません.海外のライヴ録音だとほとんど無いのに,なんで日本でやる演奏会はこんなにフライングが多いんだろうか.曲が終わりそうなときってそこを堪能したいのに「フライングありませんように」てどっかで祈ってる.そんな心配しながら聴くのって嫌です.どうにかならないもんですかねぇ.

とっておきの演奏会は独りで行くのが良い気がしてきたこの頃です.1人で浸り過ぎ.
こういう音楽聴くと,やっぱりこんな素晴らしい音楽が聴ければもう何もいらないと思うのでした.

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