第九に行って参りました.年末しか聴きに来ないけど (というか年末必ず行くから他の時期に行かない),聴きに行って年末を感じるわけでもない,と思う.
- レニングラード国立歌劇場管弦楽団&カレン・ドゥルガリアン@東京文化 14:00play
- リスト:交響詩「前奏曲」
- ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」
- マリーナ・トレグボヴィッチ(sop.)
- ナタリア・ビリュコーワ(alt.)
- ドミトリー・カルポフ(tenor)
- アレクサンドル・マトヴェーエフ(bass)
休憩無しにちょっとびっくり.もう1曲やって休憩有にすれば良いのに.1時間半程の短い演奏会でした.
思えば,海外オケの第九を聴きに行ったのは初めてじゃなかろうか.日本のオケは毎年12月に3回も4回も第九演奏会をするせいか,ミスがほとんどありません.それを思うと今日の第九はかなりレアでした.こんなに冷や冷やする第九は初めて.かなり楽しめました.崩れるのでは?という意味でも息つけませんでしたが,何かと「間」が無くてそういう意味でも息がつけなかった.
ロシアのオケらしく,金管打楽器の音はかなり派手.好みではあるのですが,木管と弦の高音部隊がいまひとつ.3楽章のヴァイオリンとかあやしいあやしい….
とまぁ不満はそれなりにありましたが,普段と一味違う第九が楽しめたし,ソリストのアンサンブルはかなり素敵だったし,フィナーレも良い感じに盛り上がったし,全体的には満足.今年はこれが聴き収めかな,演奏会.
ただ上野はちょっと遠いですね,やはり.
秋葉原が近いのは良いんですが.